2016年1月までに1000台、3月までに1500台のKi-Re-iに機能を追加
証明写真機「Ki-Re-i」でマイナンバーの個人番号カード申請が可能に!
2015年10月19日 14時35分更新
大日本印刷は10月19日、証明写真機「Ki-Re-i(キレイ)」を使用して、顔写真の撮影からマイナンバー制度の「個人番号カード」の申請までを実施するシステムを開発したと発表した。
このシステムでは、マイナンバーの個人番号カードの申請受付開始にあたり、カードに印刷される顔写真の撮影から電子申請までを一貫して実施できる。
申請の手順は、郵送で届いた個人番号カード送付申請書を用意し、交付申請書に記載されている2次元コードをKi-Re-iの所定のスキャナーで読み込む。画面に表示される23ケタのIDが正しいことを確認し、撮影モードを選択して顔写真を撮影、申請書IDと撮影画面の最終確認後に申請ボタンを押すと手続き完了となり、交付申請確認証がプリントされる。
写真撮影から個人番号カードの申請まで音声でガイダンスする。23ケタの申請書IDと顔写真を暗号化し、セキュリティー性の高い通信環境を使用して地方公共団体情報システム機構のサーバーへ送信することで、安全性の高いサービスを実現するという。そのほか、直接電子申請する以外にも、Ki-Re-iで撮影した顔写真データをスマートフォンに保存する機能を使ってスマホから申請したり、プリントした写真を個人番号交付申請書に貼って郵送することも可能だ。
本システムは、2016年1月までに1000台、2016年3月までに1500台のKi-Re-iに追加し、その後も順次対応機を増加していく予定だ。