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最高級DIGAとして、11月に発売 

世界初のUHD BD再生機「DMR-UBZ1」の開発者を直撃

2015年10月20日 08時50分更新

文● 折原一也、編集●ASCII.jp

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パナソニック アプライアンス社 ビデオ商品技術グループ 主幹技師の甲野和彦氏(左)と著者。

これから数年の高画質機の要素を先取り

 10月5日、パナソニックより世界初のUltraHD Blu-ray Disc対応レコーダー『DMR-UBZ1』が発表された。発売は11月13日。パナソニックは1月のCES 2015、9月のIFA 2015と海外の展示会で試作機を先行デモしていたが、UltraHD Blu-rayの再生に対応した世界初の製品は日本国内ではBD/HDD録画機であるDIGAの最上位モデルとして登場する。

 UltraHD Blu-rayでは、「4K」(3840×2160)の解像度はもちろんのこと、「HDR」(ハイ・ダイナミックレンジ)という映像の輝度情報(グレースケール)を拡張する技術、「BT.2020」という自然界のすべての色をカバーする色域などをサポート。最新コーデックであるH.265(HEVC)を使い、各色10bitの深度、ビットレート最大100Mbpsの豊富な情報量を最大3層/100GBのディスクに収める。次世代の高画質をめぐる要素を、すべて先き取りするフォーマットになる。

DMR-UBZ1の試作機

 同時にDMR-UBZ1は、パナソニックの「DIGAプレミアムモデル」であり、3TB・3チューナー搭載のハイエンド録画機(注:4K放送の録画には対応しない)として位置づけられる。

 その企画と開発の背景をパナソニックでDIGAの画質設計と開発を手がける甲野氏に直撃した。

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