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au MVNOによる「J:COM MOBILE」開始 LG製の折りたたみ型スマホ提供

2015年10月13日 16時15分更新

文● 二子/ASCII.jp

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 ジュピターテレコムは、同社のCATVサービス「J:COM」のエリア内で、MVNOによるモバイルサービス「J:COM MOBILE」を10月29日に開始する。

 スマホセット、CATVサービス+タブレット、SIM単体の3プランが用意されており、前2サービスがau MVNO、SIM単体がドコモMVNOで提供される。

J:COMがMVNOでのモバイルサービスを開始。LG製の折りたたみ型Androidスマホを提供

J:COM TVユーザーならば
税抜月2980円で端末+SIMが利用可能

 スマホセットで提供される端末は、LG製の「LG Wine Smart」。ケータイユーザーにはなじみ深い、折りたたみ型フィーチャーフォンの形状を採用する端末で、OSはAndroid 5.1.1。テンキー操作とタッチパネル操作の両方に対応し、Google Playからのアプリダウンロードも可能。通話はau VoLTEに対応している。

 主なスペックは、クアッドコアのSnapdragon 210(MSM8909) 1.1GHz、3.2型HVGA液晶(320×480ドット)、300万画素カメラ(イン30万画素)、1650mAhバッテリーなど。サイズは58.7×117.7×16.6mm、重量は143g。カラバリはネイビー、ブラウンの2色。

 セットとなるSIMは月3GBの高速通信が利用でき(3GB以降は200kbps)、「Wi2 300」の公衆無線LANも無料で利用可能(2016年6月まで)。2年契約利用時の料金は税抜月2980円(音声通話付き)、データ専用プランの場合は税抜月2280円。

 なお、LG Wine Smartの端末価格は税抜3万3000円(月1375円×24回)だが、「J:COM TV」または「J:COM NET」(40M以上)の契約者であれば、端末代金相当分の割引が最大24ヵ月発生し、実質無料となる。また、今後も端末は随時追加されていく予定。

 スマホセットの特徴的なサービスとして、プリインストールされる「J:COMオンデマンドアプリ」で動画配信サービスを利用した場合は、データ通信量がカウントされないというものがある。

タブレットセットでもJ:COMユーザーなら端末実質無料に
SIM単体はドコモMVNOでのサービス提供

 タブレットがセットの「J:COM TV with タブレット」では、同じくLG製の8型Androidタブレット「LG G Pad 8.0 L Edition」が提供される。セットのSIMはデータ専用で月1GBの高速通信が利用可能で、税抜月980円。

セットで提供される「LG G Pad 8.0 L Edition」

 端末価格は税抜2万6400円(月1100円×24回)だが、「J:COM TV」「J:COM NET」「J:COM PHONE」を含むセットプランを2年契約で加入すると、端末は実質無料になったうえで、通信料金も税抜月800円に2年間割引される。

 「J:COM MOBILE SIM 単体 [3GB]」は、文字どおりのSIM単体での提供で、これのみドコモMVNOによるサービス。データ通信専用タイプは税抜月900円、音声通話付きタイプは税抜月1600円。3GBの高速通信が利用できる。


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