90年代に中学生時代をすごしてきた32歳として叫びますね。
うぎゃああああああああああああああああ!!!!! 閣下とりんごちゃまがコラボとかなんじゃそりゃあああああああああ!!!!!!!
2016年1月スタートのアニメ「昭和元禄落語心中」テーマソングで、林原めぐみさんが歌手、椎名林檎さんが作詞・作曲・編曲・プロデュースをつとめる。タイトルは発表されていない。
椎名林檎さんによれば、作曲は劇中にあらわれる元芸者「みよ吉」役を演じる林原さんの声素材をもらって、キーを探るところからスタートした。
「彼女には、みよ吉役としてお話される音色や緩急そのまま、なるべく自然に発声していただきたかった。話声の音域の範囲内にメロディやアンサンブルを編んでいくというアプローチは初めて」(椎名林檎さん)
椎名林檎さんは林原めぐみさんと共演することについて「作家として夢のまた夢」「JASRACへ、初めてこの筆名を登録した、高校生時分の椎名林檎へ知らせてやりたい」と感極まった言葉で表現。
最後に「兎に角、流石は天晴・林原めぐみ女史。私に思い残すことはございません」と締めくくっていて、なんかもう椎名林檎さんアニメ好きってところを詳しく聞きたくて仕方ない。
一方、林原めぐみさんは椎名林檎さんを「売れに熟れたこの果実」と表現。椎名林檎さんとの出会いに高揚した様子を艶めかしい言葉であらわしていた。
「彼女のオーダーを受け止め…答え、さらなるオーダーに悩み、受け止め、咀嚼し、ひたすら『肉声(コエ)』にしてゆく。そのゆったりとした、それでいて的確なラリーは、大変エロティックな作業でした」(原文まま)
「あなたに『ここ、あえてこんな風に…』と言われるたび、全力でお答えせねば…と、キュン…としておりましたのよ」とエロいことを言っている。
私的ながら林原めぐみさんは大ファンであり、某ラジオ番組では常連ハガキ職人もやっていた。椎名林檎さんはファンクラブ「風雲ディストーション」の会員で、いまでも実家の机に注射器型のシャープペンが入っているはず。
個人的に90年代を代表するおふたりが、2015年にまさかのタッグを組むとは。人生、生きていれば良いことも悪いこともあるけれど、今日、この瞬間は生きててよかったと感じたよ……。
画像:昭和元禄落語心中