再起動の日時を先延ばししたい
Windows Updateをすぐインストールしない方法
2015年10月07日 09時00分更新
Windows 10の最新情報を常にウォッチしている探偵・ヤナギヤが、Windows 10にまつわるギモンに答える本連載。
基本技から裏技・神技、最新ビルドのInsider Previewの情報まで、ドド~ンと紹介します。
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Windows Updateをすぐにインストールしたくない
Windows Updateが強制適用なのは以前(第16回「Windows Updateで勝手に再起動されたくない!」)お伝えしたとおりだ。しかし、ユーザーのためのWindows Updateとはいえ、時々Windows Updateが不具合も発生する。「インストールして問題ない」と確認できてからインストールしたい、というユーザーも多いだろう。「更新プログラムのインストール方法を選ぶ」で「再起動の日時を設定するように通知する」を選択するテクニックを使えば、最大7日間までは適用を延ばすことができる。とはいえ、最後には強制再起動となる。
それ以上の期間インストールしたくないなら、「アップグレードの延期」機能を利用しよう。これは、Windows 10 Proにインストールされており、Homeエディションでは利用できない。ビジネスで重要なシステムを動かしているPC向けの機能だ。
設定は簡単。Windows Updateの設定画面で「アップグレードを延期する」にチェックを入れるだけだ。これで「Current Branch」というモードに入り、Windows Updateの新機能の適用を4カ月間延期することができる。ちなみに、「Current Branch For Business」と呼ばれるモードもあり、こちらは4カ月間延期したあと、さらに最大4カ月の試用期間を設けることができる。
「Long Term Servicing Branch」モードはWindows 10 Enterpriseエディションにのみ搭載されている。これは、期間を設けずにWindows Updateを延期する機能で、システムを停止することができない重要なシステムで使われる。
これでズバッと解決!
Windows Updateの設定画面で「アップグレードを延期する」にチェックを入れれば、4〜8カ月間適用を先延ばしにできる。
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