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ズバッと解決! Windows 10探偵団 第18回

再起動の日時を先延ばししたい

Windows Updateをすぐインストールしない方法

2015年10月07日 09時00分更新

文● 柳谷智宣 イラスト●てりィ’S Factory 編集●E島/ASCII.jp

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 Windows 10の最新情報を常にウォッチしている探偵・ヤナギヤが、Windows 10にまつわるギモンに答える本連載。

 基本技から裏技・神技、最新ビルドのInsider Previewの情報まで、ドド~ンと紹介します。

「アップグレードの延期」をオンにする

調査依頼
Windows Updateをすぐにインストールしたくない

 Windows Updateが強制適用なのは以前(第16回「Windows Updateで勝手に再起動されたくない!」)お伝えしたとおりだ。しかし、ユーザーのためのWindows Updateとはいえ、時々Windows Updateが不具合も発生する。「インストールして問題ない」と確認できてからインストールしたい、というユーザーも多いだろう。「更新プログラムのインストール方法を選ぶ」で「再起動の日時を設定するように通知する」を選択するテクニックを使えば、最大7日間までは適用を延ばすことができる。とはいえ、最後には強制再起動となる。

 それ以上の期間インストールしたくないなら、「アップグレードの延期」機能を利用しよう。これは、Windows 10 Proにインストールされており、Homeエディションでは利用できない。ビジネスで重要なシステムを動かしているPC向けの機能だ。

「Current Branch」というモードのイメージ。配信から4か月間、適用を先延ばしにできる

 設定は簡単。Windows Updateの設定画面で「アップグレードを延期する」にチェックを入れるだけだ。これで「Current Branch」というモードに入り、Windows Updateの新機能の適用を4カ月間延期することができる。ちなみに、「Current Branch For Business」と呼ばれるモードもあり、こちらは4カ月間延期したあと、さらに最大4カ月の試用期間を設けることができる。

「Current Branch For Business」と呼ばれるモードのイメージ

Enterpriseエディションで利用できる「Long Term Servicing Branch」モードのイメージ

 「Long Term Servicing Branch」モードはWindows 10 Enterpriseエディションにのみ搭載されている。これは、期間を設けずにWindows Updateを延期する機能で、システムを停止することができない重要なシステムで使われる。


これでズバッと解決!

 Windows Updateの設定画面で「アップグレードを延期する」にチェックを入れれば、4〜8カ月間適用を先延ばしにできる。


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