バックアップ・リカバリなどの情報管理ソリューションを手がける米Veritas Technologiesが、日本法人・ベリタステクノロジーズ合同会社(以下、ベリタス)を設立、10月5日から営業を始めた。代表執行役員社長には、シマンテック副社長執行役員として主にセキュリティ・情報管理の両分野におけるエンタープライズビジネスを統括していた西村隆行氏が就任した。
Veritasは、Symantecから分社化した情報管理に特化した企業。「NetBackup」をはじめとするバックアップとリカバリのためのソフトウェアおよびアプライアンス、ストレージ管理、クラスタ化、ディザスタリカバリ、アーカイブ、e-Discovery(電子情報開示要求)といったソリューションを提供する。
代表執行役員社長に就任した西村氏は、シマンテック 副社長執行役員、SAPジャパン プロセス&ディスクリートのバイスプレジデント、EMCジャパンにおいてエンタープライズ営業本部長などを歴任してきた人物。
氏は「データは驚異的なスピードで増加しています。ベリタスジャパンでは、日本のお客さまが必要なときに必要な情報のみにアクセスできるよう、情報の可用性を確保しながら、不要なデータを見極め削減できる革新的なソリューションを提供し、お客さまを最適なIT投資に導きます」とコメント。
今後、ベリタスの営業責任者として、次世代の情報管理ソリューションを顧客やパートナーに拡販するための事業戦略の立案と市場機会の創出を担う。