初代から大きく様変わりしたシャア専用オーリスⅡ
プレス発表ということで各メディアが数多く集まるのは当然だが、ここではどこまでシャア専用になっているかという点に注目が集まった。参加したメディアもその部分を精力的に取材している。
今回のシャア専用オーリスⅡではバンダイナムコとのコラボレーションが大々的に明らかにされた。その範囲は車体のデカール類に留まらず、なんとエンジンスタートの起動音やドアの開閉時に、コックピットハッチの開閉のときのような効果音が出るなどのサウンドエフェクトにまでも及んでいる。
初代でもフロントグリルに配置されたZEONICTOYOTAのロゴマークであるが、シャア専用オーリスⅡではなんとLED内蔵で点灯する使用に変更され、モノアイのような見た目がよりいっそう強調されることになっている。
フロントスポイラーやリアバンパーなどの造形も秀逸だが、ここで目を引くのは前後のオーバーフェンダー。車体寸法を変えずに力強さを強調するための周到なデザインは、エアインレットをモチーフにしている。
フロント、サイドビューに注目が集まるが、あえてつけられたオーバーフェンダーの段差などもあいまってリアビューも見所のひとつとなっている。ただ、ひとつだけ残念なのは、コンセプトモデルにあったスラスターモチーフの4本出しフローティングマフラーが装着されていなかったこと。市販モデルはノーマルのマフラーとなっていた。
シャア専用オーリスⅡはシャアが大佐という階級であることから、大佐にふさわしいシートを用意したとのこと。専用スポーツシートはかなり凝った作りで、ハーネスタイプのシートベルトにも対応するベルトホールが装備され、そのマウント部分にはシャア大佐のシンボルマークがエンブレムとして装備される。
また、コンセプトモデルでは黒地に黒糸で刺繍されたロゴマーク類であったが、市販モデルでは一層目立つシルバーの糸による刺繍となっている。
また、指揮官機専用装備である「ツノ」型アンテナや、専用のエンジンスタートボタンなども雰囲気を盛り上げる。
気合の入りすぎたプロモーションアニメにも注目!
発表会ではプロモーション動画の紹介もあった。
アニメバージョンのプロモーション動画は、「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」の監督以下そのスタッフが製作を担当。
また、プロジェクションマッピングを使ってザクとシャア専用オーリスⅡの実車が競演するというとんでもないインスタレーションの動画も見所満載だ。
これらの動画も、シャア専用オーリスⅡの世界観を補完する上で非常に重要なアイテムといえる。
シャア専用オーリスⅡは10月1日より全国のトヨタネッツ店で販売を開始し、10月24~25日には試乗できるキャンペーンも行なわれる。
詳しくは下記のZEONICTOYOTAスペシャルサイトにアクセスしてほしい。