2.5インチHDDとしては最大容量となる3TBを実現した東芝製HDD「MQ03ABB300」の販売がスタートした。今年1月に発表された製品だが、ようやく登場してきた格好だ。
「MQ03ABB300」は、垂直磁気記録技術により1プラッター当たり750GBとなる高い記録密度を達成。厚さは15mmとなるが、ディスク4枚を搭載することで3TBの大容量を実現している。
主なスペックは、インターフェースがSATA3.0(6Gbps)、回転数5400rpm、バッファ容量16MiB、平均待ち時間は5.56ms。消費電力はアイドル時0.70W、動作時1.70Wで、騒音はアイドル時・シーク時とも25dB、重量180g。厚みは一般的な2.5インチHDDサイズではないものの、小型ストレージの大容量モデルとして注目だろう。
価格は2万2800円。テクノハウス東映やパソコンハウス東映で販売中だ。