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ベンキュー、144Hz駆動の35型21:9の湾曲ディスプレー「XR3501」を発表

2015年09月08日 19時47分更新

文● オオタ/ASCII.jp

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21:9の35型ワイド湾曲ディスプレー「XR3501」

 ベンキュージャパンは、液晶ディスプレーの新製品として、21:9の35型ワイド湾曲ディスプレー「XR3501」を発表。10月20日より販売を開始する。店頭予想価格は12万9800円前後。

 XR3501は、アスペクト比21:9、解像度2560×1080のVAパネルを採用した、35型湾曲ゲーミングディスプレー。最大の特徴は、2000R(半径2000mmの曲線)というかなりキツイカーブを描いて設計されているところだろう。

横から見たらいかにスゴいカーブを描いているかがハッキリと判る

 通常のフラット型ディスプレーを正面から見た場合、視野角が変わったり、目を起点に映像までの距離が変わるため、情報に遅延が発生するという。同社では、ゲーマーの視点に立って検証・設計を行ない、70cm~120cmから視聴した場合の最適な角度が2000Rだったとのことだ。35型のように比較的大きいディスプレーの場合、画面の端に表示される部分は、確かに首を動かしたりと確認にタイムラグが生じる。ディスプレーを湾曲させることで一度に多くの情報を同じ視野角に入れられる仕組みだ。

70cm~120cmの距離から目から入る情報がほぼ同時に入るのが2000Rという角度だという

PCゲーマーのニーズにもっとも近いものを提供したと語る、同社アジアパシフィック ヴァイス・プレジデント兼代表執行役社長のマーティン・モーレ氏

 そのほか、ブルーライト軽減機能やバックライトのフリッカーを取り除く機能といった長時間プレイによって起こる眼精疲労などを緩和してくれる機能も搭載している。

暗い部分を明るく表示する「Black eQualizer」

彩度を調整する「ColorVibrance」

疲れ目対策の「フリッカーフリー」「ブルーライト軽減機能」も備える

 リフレッシュレートは144Hz駆動で、応答速度は4ms(Gray To Gray)、輝度は300cd/平方メートル、視野角は上下左右178度。コントラスト比は2000:1。インターフェースは、HDMI 1.4×2、DisplayPort×1、mini DisplayPort×1の4系統。音声入力端子は、ヘッドホンジャック×1、オーディオ入力×1、オーディオ出力×1。消費電力は最大66W(標準51W)。重量は約11kg。本体サイズは幅852.8×奥行き205.6mm×高さ499.1mm。

背面から見た様子。ケーブルを取りまとめる穴がスタンドに用意されている

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