ソニーは9月8日、新ヘッドフォンブランド「h.ear」を発表。4機種のヘッドフォン/イヤフォンを10月10日に発売する。
h.earは“不要なものをなくす”ことをコンセプトとし、シンプルさを追求したデザインを採用。ネジを見せない工夫や同社のロゴもさりげなくあしらう程度となっている。
ハイレゾ&ノイキャンイヤフォン「h.ear in NC」
「h.ear in NC」(MDR-EX750NA、予想実売価格2万2600円前後)はデジタルノイズキャンセリング機能を搭載するインイヤーモデル。9mmの小型ドライバーはハイレゾ音源の再生に対応しており、ハイレゾ&ノイキャン再生ができるのが最大の特徴だ。
ハウジング部には2つのマイクを内蔵し、外部の音だけなくイヤフォン内部の音も集音し、ノイズを抽出して打ち消す。ノイズキャンセルのモードは3つ用意するが、周囲の環境に合わせて自動で最適なモードに切り替える。
バッテリー駆動となり、稼働時間は16時間。バッテリーがなくなってもパッシブイヤフォンとして利用が可能だ。そのほかスマホコントロール用リモコンも搭載する。
おしゃれなインイヤー「h.ear in」
インイヤー型の「h.ear in」(MDR-EX750、予想実売価格1万1000円前後)は、9mmの小型ダイナミックドライバーユニットを採用しながらも40kHzの再生が可能。リモコン搭載モデル(MDR-EX750AP、予想実売価格1万2000円前後)も用意する。
40mmの大口径ドライバー採用の「h.ear On」
オーバーイヤーヘッドフォンの「h.ear On」(MDR-100A、予想実売価格2万4000前後)は、40mmのドライバーユニットを採用。振動板はチタンコーティングが施され、クリアな音を再生可能。60kHzまでの再生が可能だ。
ヘッドバンドを薄くすることで、装着した人が小顔に見えるように工夫しているほか、ヘッドバンド内側以外にネジ穴をなくしたり、ソニーロゴをヘッドバンドにさりげなくあしらうことで、シンプルなデザインを訴求している。
3つのBAドライバーを内蔵する「XBA-300」
このほか、「XBA」シリーズの新モデル「XBA-300」(予想実売価格 3万円前後)も同時に発売される。BAドライバーを3つ内蔵(フルレンジ、ウーファー、HDスーパーツィーター)。音導管に真ちゅうを採用することでクリアな中高音を実現している。