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みんなのデータをクラウド共有してリアルタイム気象概況

フランスからやってきたスタイリッシュな気象観測デバイスに風速計が登場

2015年09月07日 17時01分更新

文● 行正和義 編集/ASCII.jp

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左より「ウェザーステーション」、「ウェザーステーション追加モジュール」、「ウィンドゲージ」 

 仏Netatmo(ネタトモ)は9月7日、同社のスマホ連動環境測定デバイス「ウェザーステーション」のアクセサリーとして、スマホ連動風速計「ウィンドゲージ」を発表した。10月中旬に発売する。

 同社のウェザーステーションは屋内に設置して気温や湿度、気圧、CO2レベルなど測定するデバイスで、スマホやタブレットと連動して快適環境の目安とすることができる。さらにウェザーステーションは計測データをクラウド上で公開・共有するしくみを採用しており、広範囲なリアルタイム天気概況の共有システムとなっている。

クラウド経由で各地(世界中)の気温や気圧、雨量を知ることができる  

 新たに発売されるウィンドゲージは屋外で利用するポータブルデバイスで、風速および風向を計測する。風向・風速の検出に超音波センサーを用いており、従来の風車型風速計に比べて正確な計測ができるうえ、突風・強風でも高い計測精度を持つ。また、可動部がないことからメンテナンスも不要。計測データはスマホに表示する。

今回のウィンドゲージのほか、雨量計も追加可能。 

 ヨットやゴルフなど、風向風速を知ることが重要な趣味・スポーツ愛好家向けとしているが、家の外に設置して計測結果をWi-Fi経由でウェザーステーションにも伝送、その地点での体感温度などを算出し、クラウドでデータを共有することができる。

 本体サイズは直径85×高さ110mm。単3電池×4で動作する。価格は未定。

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