Netflixは9月1日、都内でローンチパーティーを開催。司会に南海キャンディーズの山里亮太さん、ゲストとして女優のペ・ドゥナさんやラヴァーン・コックスさん、ウゾ・アドゥバさん、YOUさん、望月歩さん、エグスプロージョンを招き、大々的に国内でのサービススタートを祝った。
パーティーは立食形式で進行。招待された一般客やマスコミ、関係者などで会場を歩くのも困難なほどの大きな賑わいを見せた。パーティーの締めとして、米国本社のリード・ヘイスティングCEOが登壇し、「長い時間をかけて準備をして、ようやくこの日を迎えることができた。Netflixは黒船と言われますが、みんなを幸せにするオレンジ色の船なんです」(米国で大ヒットしているドラマ「オレンジ・イズ・ニューブラック」がNetflixで配信されることとかけて)と挨拶。続けて、「こんなにたくさんの人が集まってくれたのだから、せっかくなら今、スタートしちゃいましょうか」と話すと、壇上で本社に電話して許可を取った上で、急遽9月2日に開始する予定だったサービスを、前倒しして国内でスタートさせた。
イベントの最後には、映像化・Netflixでの配信が決まった本年の芥川賞受賞作品「火花」の作者、ピースの又吉直樹さんが登壇し、「ネットフリックス」と書かれた法被を着て喜びを語った。
Netflixは米国発の動画配信サービス。米国では1998年のサービススタート以降、徐々に人気を集め、現在ではケーブルTVに近い感覚で利用され、絶大な人気を誇っている。日本はアジア初のローンチ国で、すでに「Netflixボタン」を搭載するTVがソニーやバナソニックなどから販売されている。またフジテレビとはコンテンツパートナーとして業務提携しており、人気番組「テラスハウス」の続編「TERRACE HOUSE BOYS&GIRLS IN THE CITY」がNetflixで独占して配信されるなどして話題になっている。