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充填剤を耳に入れるより短時間で耳型が取れる

3Dスキャナーによるイヤホン用耳型採取サービス開始、e☆イヤホン

2015年08月28日 18時47分更新

文● ナカムラ/ASCII.jp

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 タイムマシンは8月28日、同社が運営するイヤホン・ヘッドホン専門店「e☆イヤホン」にて、3Dスキャンによるイヤホン用の耳型スキャンサービスを開始すると発表した。8月29日より受付を開始する。

 同サービスは「e☆イヤホン カスタムIEM専門店」にて提供する。料金は5400円で、対応ブランドはアルティメットイヤーズのみ。3Dスキャン技術は、3Dスキャナーメーカ―の米UNITED SCIENCEとの提携によって、同社がライセンスを取得し稼働する。

 3Dスキャンはハンドスキャナーで耳の3Dデータをスキャンする方式で、スキャン作業は片耳約5分前後、両耳で約10分前後で済む。従来の充填剤を耳に注入する方法では両耳完了まで約30分前後の時間がかかっていたが、3Dスキャンは短時間且つ安全に型を取ることが可能で、充填剤を入れた際の違和感もなく、ユーザーの負担も軽減できるという。

 また耳型採取データをデジタル管理することで、受注・採取から製造にいたる納期も短縮できるとしている。同社は、従来は耳型採集から各ブランドの製造拠点まで1週間~10日かけて輸送していたが、3Dスキャン導入後には、耳型採集後に約24時間~48時間で製造拠点にデータを送ることが可能だと説明している。

 8月29日から9月7日まで、アルティメットイヤーズのカスタムイヤホンを注文した場合に既存の充填剤の耳型採取と合わせて、3Dスキャンの無料体験できるキャンペーンを実施する。キャンペーン期間以降は、3Dスキャンもしくは従来の充填剤での耳型採取のどちらかを選択できる。

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