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2016年度中に国内提供を開始、AWSクラウド上で稼働

インフォア、「Infor CRM」国内投入でクラウド製品群強化

2015年08月31日 06時00分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

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 インフォアジャパンは8月28日、CRMアプリケーション「Infor CRM」を、2016会計年度中(2016年4月まで)に国内提供開始すると発表した。Amazon Web Services(AWS)クラウド上で提供するクラウド型アプリケーション群「Infor CloudSuite」のラインアップ強化を図る。

Infor CRMの画面イメージ(英語版)

 インフォアでは昨年より、Infor CloudSuiteにおいて、各業種別ERP製品群をAmazon Web Services(AWS)クラウド上で提供すると共に、オンプレミスERPからクラウドERPへの移行を促す「Infor Upgrade X」プログラムを展開してきた(関連記事)

 今回、Infor CloudSuiteの新たなラインアップとしてInfor CRMの提供を開始する。同CRMはオンプレミス/クラウドの両形態で提供されるが、特にクラウド型での提供に注力する。米インフォアではクラウドCRMへの積極的な投資を行っており、グローバル2500社以上のInfor CRM利用企業のうち、新規導入の過半数がクラウドベースとなっている。

 Infor CRMは、タブレットなどモバイルデバイスからのCRM利用をサポートするほか、アドインによるOutlookやGmailなどとの機能統合、予算に応じた機能の取捨選択が可能などの特徴がある。

 インフォアジャパンでは今後、さらに倉庫管理システム「Infor WMS」や、人材管理システム「Infor HCM」も日本市場向けにクラウド上で展開し、Infor CloudSuiteの拡充を推し進める予定としている。

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