セキュリティー市場の伸びが、サーバー不振を埋めた
一方で、サーバーにおいては、新たな動きも見られているという。
それは、セキュリティ関連ビジネスの成長だ。
大塚社長によると、セキュリティ関連ビジネスは、第1四半期には前年同期比0.1%増だったものが、第2四半期には24.4%増と大きく成長。このうち、インターネットセキュリティは第1四半期には5.9%増だったものが、第2四半期には21.4%増に拡大。さらに、サーバーキュリティにおいても第1四半期は14.5%増であったものが、第2四半期には51.6%増と大幅な成長をみせた。
「セキュリティ関連ビジネスが大きく成長している。こうしたところで、実(み)は取っている」と発言。サーバーそのものの販売台数の伸びが予想を下回っていても、それに関連するビジネスが収益を確保していることを示す。
今後、サーバーの販売台数は縮小していくと見られるが、そのなかでも収益を確保するための新たなビジネスの形を構築しつつあるようだ。
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