香港の即売会はゲームショーの中にあった!
今回で2回目となる香港の総合同人誌即売会「Creative Paradise(創天綜合同人祭)02」が、7月25、26日に湾仔の香港会議展覧中心で開催された。
この即売会は年に1回、7月の最終週末に開催される中華圏最大のアニメ・ゲーム関連コンベンション「ACGHK(香港動漫電玩節)」と併催で開催される。このACGHK、日本で言えばゲームショーと国際アニメフェアを併せたようなイベントで、昨年の実績で入場者数は会期4日間で約80万人と大盛況。
ACGHKでは日本でもおなじみのコンテンツが広東語や北京語に翻訳されて出展されている。「魔法学校の劣等生」って中国語だとこう表記するのか? と新たな発見が面白い。また、ガンプラのコーナーはその中でもよりヒートアップしている印象があった。
香港の人口が約700万人余りとして、人口の約1割以上がオタク?と考えるのは少し早計。内訳は定かではないが、実は中国本土からもかなりの入場者が来訪しているという。その入場列は10時15分の開場から20時の閉会までまったく途切れる様子がなかった。
一番のピーク時には、列に並んでから入場まで5時間待ちだったようだ。入場列の整理には、公道部分は地元警察も参加する。香港政府も積極的に協力をするイベントならではといえるだろう。
入場料は35香港ドル(7月25日のレート換算で560円)。会場でも販売されているが、香港内のセブンイレブンでもチケットが販売されていたので、入場列に比べてチケット売り場の混雑は少なかったようだ。
(次ページでは、「Creative Paradiseに潜入!」)