CAFE EUROで開催された前夜祭の様子をレポート
まさかの戦車型PCから野中藍さんのコスプレまで! DSP版Windows 10前夜祭
2015年08月01日 06時30分更新
8月1日(土)0時に解禁となった「DSP版 Windows 10」。この記事では、販売開始に先駆け、秋葉原のCAFE EUROで開催されたWindows Navi+ 事務局による前夜祭イベントの様子をレポートする(深夜販売の様子はこちら)。
イベントでは5つのセッションを実施。第1セッションではテクニカルライターの高橋敏也氏が、DSP版Windows 10を使用した自作PC「10(ヒトマル)式戦車PC」を披露した。NUCのマザーを取り外し、DMM.make AKIBAの協力のもと制作した10式戦車の精巧なモデルに装着するというキワモノだが、なんと一般販売まで企画しているとのこと。会場に持ち込まれたのは彩色されていない試作モデルだが、「9月頃までには稼働する完成品を作りたい」とのことだった。
第2セッションは、週刊アスキーのジサトライッペイ、DOS/V Power Report編集長の佐々木修司氏、日経WinPC編集長の岡地伸晃氏の3名によるWindows 10の魅力を語るセッション。Windows 10で実装された仮想デスクトップやDirectX 12などの注目ポイントから、NVMe SSDなどの自作市場で熱いパーツ、どんなWindows 10マシンを作りたいかに至るまで、短い時間ながらも濃密なセッションが繰り広げられた。
第3セッションはウォーゲーミングジャパンの川島康弘氏が登壇しての「World of Tanks」関連セッション。現在Windows 10に正式対応していないWorld of Tanksだが、川島氏は「対応は急ピッチで進めている」とし、DSP版の初回特典として10種類のゲーム内アイテムが手に入る招待コードが付属することも明らかにされた。また、第4セッションではバンダイビジュアルの杉山潔氏が参加し、アニメ「ガールズ&パンツァー」とのコラボについても話を展開。モデレーターとして「ガルパン大好き」を公言する高橋氏が混じっての濃いトークを展開するなど、会場を盛り上げた。
最終セッションでは、DSP版Windows 10自作応援キャラクターの名前が決定。5000通を超える一般応募の中から、「10」をもじった「窓辺とうこ」が正式に選ばれた。
また、声優を務めた野中藍さんが窓辺とうこのコスプレ姿で登場し、その場で自己紹介を披露した。普段あまりPCに触らないという野中さんは、「テクノロジーリテラシー」などの用語をちゃんと喋るのが大変だった、とアフレコの苦労を語った。最後は「キャラクター設定については固まっていないところも多いですが、これからよろしくお願いします」とコメントし、イベントは大盛況のまま幕を下ろした。