国内初登場のNCASEから、Mini-ITX対応のアルミ製PCケース「M1」が発売された。内部容量12.6リットルのコンパクトデザインながら、ハイエンドビデオカードも搭載できる拡張性が魅力。代理店はディラック。
「M1」は、コミュニティーのサポートを受けつつクラウドファウンディングにより資金を確保、製品化された異色のPCケース。自作ユーザー達のコミュニティで誕生し、ケースの構成やデザインに至るまで、すべてユーザーの精査とフィードバックによって開発されたという経緯をもつ。
本体サイズ160(W)×328(D)×240(H)mm、重量2.68kgのMini-ITX対応モデルながら、305mmまでの拡張カードスペース、高さ130mmまでのCPUクーラー、奥行き160mmまで(SXF対応/付属ブラケット仕様でATX対応)の電源ユニットを搭載可能。240mmサイズの水冷ラジエーターを装着することも可能だ。
主なスペックは、薄型5インチベイ×1、3.5インチシャドウベイ×2、2.5インチシャドウベイ×5。出荷時にファンは搭載されていないが、リアに92mm×1、左サイドに120mm×2、ボトムに120mm×1を装着可能。I/O ポートにUSB 3.0 ×2/Audio出力を備える。
カラーはシルバーとブラックの2モデル。価格は2万6800円。パソコンショップアークやオリオスペック、ツクモパソコン本店、TSUKUMO eX.で販売中だ。