2U/最大1.5TBメモリの「HP ProLiant DL560 Gen9」など
HP、インメモリDB向けサーバーでエントリー2モデル追加
2015年07月21日 06時00分更新
日本ヒューレット・パッカードは7月17日、大容量メモリを搭載した「HP ProLiant DL560 Gen9」と「HP ProLiant BL660c Gen9」を発売した。インメモリデータベース、サーバーの仮想化統合、HPCなど、大量のデータを取り扱うワークロードに適したサーバー。
ProLiant DL560 Gen9は、2Uサイズの筐体に最大4つ(72コア)のXeon E5-4600 v3プロセッサを搭載するサーバー。48個のメモリスロットを備え、最大1.5TB(今後3TBに拡大予定)のメモリを実装できる。ドライブベイは2.5インチ SAS/SSD×24台。
ProLiant DL580 Gen9は、10Uサイズの「BladeSystem c-Class C7000エンクロージャ」に最大8台を収容できるブレードサーバー。1台あたりXeon E5-4600 v3プロセッサーを最大4つ、32子のメモリスロットに最大2TB(予定)のメモリを搭載できる。内蔵ストレージは、2.5インチ SAS/SATA/SSDドライブベイ×4台。
いずれもFlexibleLOMスロットを搭載しており、10GbEに対応している。希望小売価格(税抜)は、ProLiant DL560 Gen9
HPでは、インメモリデータベースや構造化データベースなど、大量のデータを扱うスケールアップワークロードには、高い処理能力や可用性、信頼性に加えて耐障害性が必要であると述べ、すでに販売中の「HP ProLiant DL580 Gen9」(関連記事)や「HP Integrity Superdome X」(関連記事)も合わせたサーバーポートフォリオで応えていくとしている。