「FUJITSU Enterprise Application GLOVIA G2」
ERPもHTML5・Android対応に! 製造業向け生産管理ERP「GLOVIA G2」
2015年07月16日 18時50分更新
富士通は7月16日、生産管理ERP「FUJITSU Enterprise Application GLOVIA G2」(GLOVIA G2)の新バージョン「GLOVIA G2 V3」を発表した。
製造業においては、グローバルに展開している各拠点の販売・生産状況を一元管理し、全世界の需要変動に合わせて戦略的かつスピーディーな経営判断や現場対応が求められている。いつでもどこからでも、安全な環境の中で業務が行える環境づくりが必要だ。そのため、モバイルやBYODを活用した業務遂行や、用途によって使い分けた様々なデバイス間の効果的な連携へのニーズが高まっているという。
このようなニーズを受けGLOVIA G2 V3は、PCに加えてAndroidなどに対応。デスクトップPCからモバイルデバイスまでマルチデバイスで動作し、マウス操作とタッチスクリーン操作のいずれかで利用できる。また、HTML5に完全準拠しており、Internet ExplorerやChromeなどの様々な業界標準のWebブラウザで動作する。
また、画面をシンプルにデザインし、ユーザーインターフェースを向上させるフラットデザインを採用した。すべての明細画面を表形式のようなグリッド構造で表示できるため、ソート/カラム表示順変更、検索データのグループ化、高度な抽出フィルタリングが可能に。さらに、生産計画や部品表メンテナンス、部材などの所要量計算結果の表示画面の操作性を強化し、カレンダー形式での入力やツリー形式表示などが行なえる。これらにより、ユーザーの視認性と生産性を向上するという。
価格は、生産管理ERP(10ユーザー)が250万円、基本システム(1サーバ)が250万円。