パナソニックは16日、ミラーレス一眼カメラ「DMC-GX8」を発表した。8月20日発売予定で、ボディーのみの予想実売価格は15万7000円前後。 発表会の様子を写真で紹介しよう。
持ち歩いて気軽に撮影を行なえるストリートスナップ向けの最上位機種で、撮像素子に新開発の2030万画素の4/3型Live MOSセンサーを採用。高精細なだけでなく、ダイナミックレンジは従来比で25%、色再現精度は3dB以上向上している。
また、レンズ2軸 ボディー4軸の手ブレ補正を全部同時にコントロールする「Dual I.S.」を搭載し、強力な手ブレ補正効果が得られる。対応する交換レンズが必要となるが、今後のバージョンアップでほぼすべての同社レンズが対応する予定。
背面モニターとEVFはどちらも有機ELパネルを採用しており、鮮やかで高速な表示ができる。特にEVFは約0.77倍と約0.7倍を切り替えて使用できるほか、上に90度回転するので、下方に構えて撮影するのにも便利だ。
4K30pの動画撮影が可能なほか、800万画素の静止画を秒間30コマ撮影し、後から好きなコマを選択できる「4Kフォト」機能も搭載。これは従来モデル(G7)と同様だが、後日ファームウェアアップデートにて「フォーカスセレクト」という機能を追加する予定だ。
フォーカスセレクトで撮影した写真は、後から画面をタッチすることでそこにピントの合った写真がピックアップできる機能。具体的には、手前から奥にかけて高速連写によりピントの合う被写体をすべてにピントを合わせて撮影し、再生画面で画面にタッチすれば、その部分にピントの合った写真を表示する仕組みだ。
レンズキットは、14-140mmレンズが付属する「高倍率ズームレンズキット」(予想実売価格19万5000円前後)を用意する。