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Apple Musicを知る ― 第1回

ビットレートは? 登録曲数は?

月額980円で音楽聴き放題の魅力とは? Apple Musicを知る

2015年07月16日 10時00分更新

文● 松野/ASCII.jp

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月額サービスを最大限に活かす豊富なレコメンド機能

レコメンド機能で知らない音楽と出会えるのは月額聴き放題の一番の魅力かも

 音楽ストリーミング以外の主なコンテンツとしては、新たに導入されたレコメンド機能、インターネットラジオ「Apple Music Radio」、およびアーティストと繋がるプラットフォーム「Apple Music Connect」などが挙げられる。

 レコメンド機能を使えば、好みのジャンルやアーティストを入力することでユーザーに向けたプレイリストが作成されたり、著名なミュージシャンやプロのキュレーターが作成したオススメ曲のプレイリストを閲覧、視聴できる。さまざまなジャンルの音楽に触れたいユーザーにとっては非常に魅力的で、こうした機能を活用できるのは、月額制ストリーミングサービスの最大の利点とも言えるだろう。

Beats 1は未契約の状態でも無料で視聴できる。そのほかのラジオサービスは基本、契約中のみ利用できる

 「Apple Music Radio」は、その名の通りAppleが展開するラジオサービス。Apple Music内のコンテンツではあるが、契約していないユーザーも一部無料で利用できるのが特徴だ。目玉となる「Beats 1」局は、ニューヨーク・ロサンゼルス・ロンドンの3拠点を持ち、24時間放送を実現している。J-POPや洋楽ヒットチャートなどを流す局も用意されているため、ストリーミングに飽きたらこちらを利用してみるのもいいだろう。

 Apple Music Connectは、人気アーティストの情報やMV、アーティストが投稿したパーソナルメッセージなどを閲覧できるプラットフォーム。こちらも無料だが、サービス自体が「アーティストと直接繋がる」ことを売りにしているものの、現状は積極的に利用するアーティストも少なく、やや手探り感が拭えない様子だ。あくまでオマケ程度に考えておくといいだろう。

日本での普及は

 競合と比較しても圧倒的な楽曲数、豊富なレコメンド機能、ヒットチャートも網羅できるラジオサービスなど、アップルが満を持して送り出したApple Musicは魅力的なストリーミングサービスだ。音質も十分で、国・ジャンルにこだわらず大量の音楽を聴きたいユーザーにとって、これほどありがたいサービスはないと言っていいのではないだろうか。

 ただし、邦楽をメインで聴くような日本のユーザーを考えた場合、ややプッシュが弱いことも事実だろう。すでに多く言われていることだが、3000万曲以上の楽曲リストを誇るApple Musicとはいえ、邦楽のラインアップはあまり充実していない。AKB48など国内人気アーティストの楽曲も登録されていないわけではないが、実際は数曲がぽつんとリストに載っているだけだったり、とにかく絶対数が少ないと感じる。ラジオサービスの目玉であるBeats 1が英語のみの配信だったり、「Apple Musicを存分に楽しめていない」と感じるユーザーも少なからずいると思われる。

 こと邦楽のラインアップに関しては、今年に入って日本で開始されたストリーミングサービス「AWA」「LINE ミュージック」(どちらも登録楽曲は2015年内に500万曲)「d ミュージック」(約100万曲)などに軍配が上がるため、現状では邦楽重視の国内ユーザーはそうしたサービスに流れるだろう。こと日本ユーザーの取り込みを考えるなら、邦楽の充実も含め、日本向けのローカルなサービスが必要になるかもしれない。

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