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GTアカデミー by 日産×プレイステーション 2015 JAPAN FINAL開催!

ビリギャルも応援! ゲーマーからレーサーに羽ばたくのは誰だ!?

2015年07月15日 17時00分更新

文● 末岡大祐/ASCII.jp編集部

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学年ビリのオタが1年でタイムを上げて
レーサーに合格する話

 日産とソニー・コンピュータエンタテインメント、そしてポリフォニー・デジタルの3社が、ドライブシミュレーター「グランツーリスモ6」を使って、プロレーサーを輩出するプロジェクト「GTアカデミー」を開催しているのはご存じだろうか? 現在、SUPER GTに参戦している日産のルーカス・オルドネス選手はまさにこのプロジェクトでプロレーサーデビューをした経歴を持つ。オルドネス選手は百戦錬磨のドライバーたちを相手に戦い、昨シーズンは優勝もしているほど。レースゲームが上手いヤツ=レースでも速い、を体現している存在だ(とはいえ、オルドネス選手はもともとカートで経験を積んでいたが)。

 しかしこのプロジェクト、日本のゲームなのに今まで日本は対象ではなかったのだが、今年から日本人も対象になり、7月11~12日に「GTアカデミー by 日産×プレイステーション 2015 JAPAN FINAL」と題して、選抜を勝ち抜いた20人が、最終選考のシルバーストーン(イギリス)への切符を賭けて戦った。

 グランツーリスモで好タイムを出すことは当たり前だが、ドライバーになるためにフィジカルテストやメディア対応テストなども行なわれた。

 SUPER GTだけを見ても、真夏に開催される鈴鹿1000kmレースや、タイやマレーシアなど灼熱の大地で行なわれるレースがある。暑いからといってヘバっていては話にならないし、そもそも暴れまくるレースカーをねじ伏せつつピットやゴールまで運ぶ体力がないといけない。また、優勝記者会見やインタビューなどできちんとした受け答えをするのもプロの仕事だ。まさに実戦に則したテストメニューである。

左から鈴木 豊監督、モデルの石川 恋さん

プロレーサーの柳田柳田真孝選手

 当日はレースチーム「NISMO」監督の鈴木 豊氏、SUPER GTでGT500クラスとGT300クラスを両制覇した柳田真孝選手、そして「ビリギャル」としてもおなじみのモデル、石川 恋さんがチャレンジャーたちの応援に駆けつけた。

 それでは、どのようにシルバーストーン行きの6名が決まったのかを紹介しよう。

日産のテストコースで実車運転や体力テスト

3名づつ実車を使っての実技テスト。この裏ではフィジカルテストやメディア対応テストが行なわれている

使用されたクルマは日産・NOTE NISMO。なんとマニュアル車だ

フィジカルテストのひとつ。音の合図に従って手前のラインから奥のラインまで走り、同じように戻ってくるのを繰り返す。音がなる間隔は徐々に早くなる

次の音が鳴るまでにラインを踏めなかった人は脱落。もちろん最後まで残れた人が有利

空き時間は自由にグランツーリスモをプレーできる。ここでもタイムアタックで火花を散らしていた

選手たちにインタビューをする石川さん。綺麗な女性に話しかけられただけで動揺しまっては、プロにはなれない。サーキットにはレースクイーンやレポーターなど美しいお姉さんがたくさんいるので、これもある意味メンタルテスト

そして石川さんもグランツーリスモにチャレンジ。どうやら難しかったようで、クルマの挙動に苦戦していた

現役トップレーサーの柳田選手に直接アドバイスをもらうこともできた!


(次ページでは、「20人から6名に絞られた!」)

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