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業務や医療分野向けに提供開始

ブラザー、新型ヘッドマウントディスプレー「エアスカウター」発売

2015年07月13日 14時37分更新

文● 行正和義 編集/ASCII.jp

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AiRScouter WD-200/250シリーズ

 ブラザー販売は7月13日、ブラザー工業と東京大学が共同開発した単眼式のヘッドマウントディスプレー「AiRScouter(エアスカウター)」の業務向け・医療分野向けモデルを発売した。

ヘッドマウント部とコントロールボックスのセパレート式

 業務モデルの「WD-200A」および医療モデル「WD-250A」の2製品。両手を使う作業を行ないながらでも高精細な映像が見ることができる。従来型「WD100」(800×600ドット表示)から解像度を高め、1280×720ドットとなっているのが大きな特長。映像の奥行きを30cm~5mの位置に調製できるため目の疲労も低減できる。

コントロールボックス。医療モデル(右)にはビデオ入力端子も備える 

 入力はHDMIを採用して幅広い機器に対応するが、医療用モデルは医療用映像機器で汎用性の高いビデオ端子を搭載するほか、映像の任意部分を拡大表示するモードなどを備える。

 いずれもヘッドマウントディスプレー部とコントロールボックスのセパレート形状。ヘッドマウント部約145g(ケーブル含む)、コントロールボックス約190g(医療モデル約200g)。価格はいずれもオープンプライス。

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