サイバーエージェントとエイベックス・グループによる共同出資会社のAWAは、定額制の音楽配信アプリ「AWA(アワ)」が30日より同アプリ初のCMをお披露目するとともに、今後の追加機能・デバイス拡充について紹介する記者発表会を開催した。
AWAは、数百万曲の楽曲を無制限に聞ける定額制のストリーミング音楽配信アプリ。好みのプレイリストを作成できるほか、ほかのユーザーが作成したプレイリストを聞くこともできる。
月額プランには、フル機能が利用できるPREMIUMは1080円、一部制限があるが音楽再生が無制限に行なえるLITEプランは360円。料金は無料で、LITEプラン同様の機能を月に60分間だけ利用できるFREEプランを用意。2015年末には500万曲、2016年末までには1000万曲の提供を予定している。今後予定しているアプリのアップデート予定は以下の通りになる。
- SNS連携機能(6月下旬)
- 指定アーティストの楽曲一覧から再生(7月中旬)
- 直近入荷曲だけでのランキング(7月中旬)
- プレイリスターランキング(8月上旬)
- オフラインモード(8月上旬)
- ローカルキャッシュ(8月上旬)
- ローカル音源再生(8月上旬)
- Favoriteユーザー一覧表示(8月上旬)
- 新着プレイリスト一覧(8月上旬)
- 他デバイス対応(9月~)
会場には、AWA 代表取締役会長の松浦 勝人氏(エイベックス・グループ・ホールディングスCEO)、代表取締役社長の藤田 晋氏(サイバーエージェント代表取締役社長)が登壇。ゲストには、小室 哲哉さん、大沢伸一さん、田中 知之さん、☆Taku Takahashiさん、IMALUさん登壇。AWAの魅力や今後の音楽の在り方についてトークセッションを行なった。
小室さんはAWAについて、「CDを買ってもらうから(音楽を)聞いてもらうという原点に戻れる」と、CDの枚数に縛られない定額制サービスを歓迎していた。また、「人のプレイリストに自分の作曲した楽曲が入っているのを見るのは純粋にうれしいです」と、笑顔を見せていた。