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自然な響きになる調音パネルで楽器に合わせた最適な音場を

ヤマハ、より自然な響きを実現した「防音室」

2015年06月05日 17時05分更新

文● 行正和義/ASCII.jp

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セフィーネNS(4.3畳タイプ) 

 ヤマハは6月5日、防音室「AVITECS(アビテックス)」シリーズとして自然な音場を実現できる「セフィーネNS」を発表。7月24日に発売する。

 アビテックス セフィーネは簡単組み立てと高い遮音性、手頃な価格のルーム・イン・ルームタイプの防音室。新モデルとなるセフィーネNSは、内部の吸音パネルに調音パネルを一体化させることで内部の音の広がりをより自然な響きとした音場を実現。

 音場壁パネルは単体でも「調音パネル」として発売されているもので、内部に音場共鳴管を持っており自然な響きとなる。セフィーネNSでは壁パネルを大型化するとともに共鳴管も長くできるようになっており、低音域でも調音効果を改善。低い音がこもりやすい箱状防音室でも音のこもりを低減している。

セフィーネNSの特長 

 吸音パネル内の吸音材は自由に取り外しができ、吸音・調音を自在に調整可能。壁パネルはジョイント方式で、0.8畳から4.3畳までの9タイプが用意、ドアパネルや窓パネルを含むパネルも同じになるよう規格を統一しているため、楽器やレイアウトに合わせてサイズ・構成を選ぶことができ、2畳以上のモデルならばドアの増設なども可能。

 外形サイズは0.8畳タイプで幅1002×奥行き1443×高さ2069mm、4.3畳タイプで幅2325×奥行き3207×高さ2095 mm。防振ゴムや遮音床パネルを含む床、窓は一重/二重ガラス、複層/真空ガラスなどが選択できる。価格は62万6400円より(組立費などを除く)。

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