ASUSは6月3日、無線LAN子機「EA-AC87」を日本市場向けに発売すると発表した。
テレビやゲームハードの無線LAN接続が遅かったり途切れたりする場合に、LANケーブルでテレビやゲームハードに接続して利用する製品。LANポートを5ポートそなえ、5台まで機器を接続できる。
また「親機モード」を搭載し、無線LAN親機(無線LANアクセスポイント)としても使用できる。IEEE802.11n/a/g/b対応の無線LANルーターのLANポートに本製品を接続すれば、既存の環境に新たにIEEE802.11acに対応する無線LAN環境を追加することも可能。
MU-MIMO(マルチユーザーMIMO)に対応し、親機モード時は4台までの同時通信が可能。複数の無線LAN機器を使用している環境でも通信速度が低下しにくいのも特徴だ。
主な仕様はインターフェースとしてLAN(RJ45)×5、無線LAN規格:IEEE802.11ac対応、対応周波数:5GHz、最大転送速度:1734Mbps。寸法はおよそ幅160×奥行き160×高さ40mm。価格はオープンプライスで、実売価格は1万7000円前後になる見込み。6月5日より販売を開始する。