パナソニックは5月29日、国際宇宙ステーションにおける宇宙飛行士の筋力維持としても利用されたトレーニング装置「ひざトレーナー」を発表。8月21日に発売する。
久留米大学医学部の志波直人主任教授を中心としたグループが研究を進めてきた「ハイブリッドトレーニング」とパナソニックのセンシング技術を融合させた筋力トレーニング装置。動作時の動きにあわせて筋肉に電流刺激を与え、無理な運動をしなくても、歩くだけで筋肉に負荷を与えて筋肉を効果的に鍛えることができる。同技術は国際宇宙ステーションに長期滞在する宇宙飛行士の筋力維持として用いられ、効果を実証した。
ひざトレーナーでは、ふとももに巻きつけるサポーターとコントローラーで構成され、ウォーキングやスクワット、座っているだけでも筋肉を鍛えられるなど6つのトレーニングコースを用意。自分の体力などにあわせてコースを選択できる。価格は15万9840円。