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PS4超えの画質でPS4サイズの小型ゲーミングPCを自作しよう

2015年05月03日 12時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII.jp

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総額21万2500円の
ハイスペック小型ゲーミングマシン!

 ここまでのPCパーツとOS(Windows 8.1 Update DSP版)をまとめると、総額は21万2500円とそれなりの価格になった。多くのショップで行なっているCPUとマザーボードのセット購入値引きを踏まえると、21万円切りといったところ。ただ、CPUを「Core i5-4690」に落とせば、20万円アンダーも狙える。

マシン構成
CPU Intel「Core i7-4790K」
(定格4GHz/TB時4.4GHz、4コア/8スレッド)
4万2500円
マザーボード ASUS「Z97I-PLUS」
(Intel Z97 Express、Mini-ITX)
1万8000円
メモリー G.Skill「F3-1600C9D-8GAB」
(PC3-12800 4GB×2枚)
9500円
ビデオカード ELSA「GeForce GTX 980 4GB S.A.C(GD980-4GERXS)」
(GeForce GTX 980、4GB)
7万6000円
SSD Crucial「CT512MX100SSD1」(512GB) 2万6000円
電源ユニット ディラック「DIR-TCSXG-650」(650W/80PLUS GOLD) 1万4500円
PCケース SilverStone「SST-RVZ01B」(Mini-ITX) 1万2000円
OS Windows8.1 Update(64ビット) 1万4000円
総額   21万2500円

 “よし! 今から秋葉原へ買いに行こう”とは、なかなか踏み切れない価格ではあるが、最新・注目のゲームを快適に遊べて、かつ小型なマシンとしては悪くない価格だと思うがいかがだろう。

 ちなみに、アプリもゲームもダウンロード販売が主流。すっかり使用頻度が減り、わずかとはいえ発熱する光学ドライブは、今回非搭載にしている。必要なときに接続できるUSB接続の光学ドライブを別途用意しておこう。

自作PC初心者でもサクサク組み立てられる

 ここからは実際に組み立てる際のポイントをザッと紹介していこう。組んだ感想としてはマザーボード、電源ユニット、ビデオカードとブロックごとに組んでいけるため、組み立てとケーブルの取り回しの難易度は小型PC自作としては低め。

 CPUやCPUクーラーの取り付け方など、基本となる組み立てガイド本は必須だが、PC自作の初心者でもスムーズに組み立てられるだろう。

「グラフィックスカード・サポートブラケット」、電源ユニットベイ、2.5インチマウンター(サポートブラケットの支えにもなっている)を取り外そう

電源ユニット搭載の吸気ファンが側面パネルのホールに向くように取り付け。「DIR-TCSXG-650」の電源スイッチカバーは固定ベイに干渉してしまうため、ネジの締め込みは若干ゆるめに。なお、PCケースに予め配線されている電源ケーブルを接続するのを忘れずに

ベイに電源ユニットとSSDを取り付けたら、元に戻そう。なお、電源ユニットの各種電源ケーブルは、2.5インチベイをケースに固定する前に付けたほうが、後々の作業がしやすくなる

マザーボードにCPUやメモリーを取り付ける。PCケースにIOパネルを取り付けてから、マザーボードを固定しよう

各種ケーブルを配線。SATAケーブルは200mm長のアイネックス「SAT-3002B」を使用している

「SST-RVZ01B」を使ったPC自作で最大のポイントとなるのが、「グラフィックスカード・サポートブラケット」へのビデオカードの取り付け。まずは付属のスロット端子延長カードを取り付けよう

あとは、従来の取り付け時と同じようにビデオカードを「グラフィックスカード・サポートブラケット」のPCI Expressスロットに差し込んで、出力インターフェースのブラケット部のネジでしっかり固定だ

あとは付属している2つのサポートブラケットをビデオカードに取り付ければ完了だ

このサポートブラケットは、あったほうがグラつきは少なくなるので、忘れずに取り付けよう

ビデオカードに補助電源を差し込んで、「グラフィックスカード・サポートブラケット」をPCケースに固定すれば完成だ

ついに完成したハイスペック小型ゲーミングPC。奥行きは350mmとそれなりにあるが、GeForce GTX 980を搭載していると思うと不思議とコンパクトに感じる

(→次ページヘ続く 「GTAVを美麗な表示でヌルヌル遊ぼう!!」)

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