カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)とフリービットの合弁によるトーンモバイルは、“Tのスマホ”とうたう、ドコモMVNOの格安スマホ「TONE」を5月5日に始動する。
TONEは、それまで「freebit mobile」ブランドで提供されていた5.5型液晶搭載スマホを新たにカスタマイズした端末と格安SIMのセットを、SHIBUYA TSUTAYAから始まり、TSUTAYA12店舗と直営店4店舗で展開予定だ。
TONEならではの特徴としては、200円につき1ポイントのTポイントが貯まり、またTポイントでの料金支払いも可能なほか、CD/DVD各1枚を毎月無料レンタル可能、CD/DVDレンタル時のTポイントが10倍になる(10月末まで)などのキャンペーンが展開される。
また、スマホに詳しくないユーザーや家族で手軽に使えるという点もアピールしており、CDから音楽を直接スマホに取り込むドライブのセット販売、「ONE」と名付けられた総合ファイル管理アプリとそのONEからの写真プリント、「TONE Family」という子供や高齢者向けのスマホ管理アプリ、IP電話アプリで「104」をダイヤルするだけで近隣のTSUTAYAや飲食店、宿泊施設などを検索できるなどの独自機能を用意している。
料金面ではシンプルさを追求し、税抜月1000円の料金に1本化。この料金では500~600kbps程度のデータ通信、IP電話などの基本機能が利用できる。またオプション追加で、070/080/090の電話番号による音声通話機能(税抜月953円)、高速通信(1GBあたり税抜300円)なども可能。
端末の「TONE」は5.5型液晶(540×960ドット)と1.3GHzのクアッドコアCPUを搭載した、3G対応(LTE非対応)スマホ。メモリーは1GB、ストレージは4GB。価格は税抜2万4000円で、税抜月1000円×24回の分割払いも可能。