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スマホ&タブレットとともに楽しむ! 明るいGW計画 第2回

BTスピーカーにカーオーディオ!ドライブに便利なスマホアプリ!!

2015年04月28日 12時00分更新

文● 正田拓也、編集●ハシモト/ASCII.jp

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渋滞情報の取得はカーナビアプリが便利!

 日常の交通渋滞情報の取得を主なカーナビの利用法とするならば、専用のカーナビシステムよりスマートフォンによるナビゲーションのほうが情報量が多く、はるかにお手軽だったりする。

 特にプローブ交通情報を使ったものとなれば、専用カーナビでは高価なものでないと対応せず、しかも何らかの通信アダプターやスマートフォンなどと連携が必要だったりと、小難しいものとなっている。

 そして、最近は走行ルートに大きな影響を持つような高速道路の開通が相次いでいる。地図の鮮度という意味でもカーナビはスマートフォン、という方向で考えてみたい。

Android標準の地図アプリ「Googleマップ」。iOSでも無料で利用できる。独自の渋滞情報がわかりやすく、航空写真でもナビゲーションできる

 カーナビであり渋滞情報のアプリとしてはまず検討するのがGoogleマップ。渋滞情報はGoogleマップ利用者などからのプローブ交通情報なので、生の情報が得られる。

 専用カーナビのVICS(一般財団法人 道路交通情報通信システムセンター)の情報と違って渋滞の激しさは赤や赤黒の2段階で表示される。

 Googleマップのナビゲーションも便利で、目的地を選んで交通手段をクルマとして選ぶだけ。Androidはもちろん、iOS版も無料で使えるので、利用しない手はないだろう。

「Yahoo!カーナビ」の渋滞情報はVICSのものなので、通行止や工事などの情報も表示される

 一方で、VICS情報を利用したいという人もいるだろう。たとえば通行止の場合、プロープ交通情報ではクルマが動いていないのはわかるが、単なる渋滞なのか、事故などによる通行止めなのか判断できない。

 しかし、VICSであれば通行止めも表示されることがあるので便利。少し前までは専用カーナビでないと使えなかったが、今は「Yahoo!カーナビ」(iOS版Android版)でVICSの情報が表示できる。

 VICS利用のためにはYahoo!のIDでログインしなければならないが、無料で登録できるので試してみてもいいだろう。

「ドコモドライブネット」はドコモの回線契約がなくても利用できるが、渋滞情報の表示には専用クレードルが必要

 また、Googleでないカーナビ業者が集めたプローブ情報がいいと思う人は「ドコモドライブネット」(iOS版Android版)がある。

 月額324円と専用クレードルが必要になるが、装着することでパイオニア(カロッツエリア)のカーナビ相当のプロープ交通情報が表示できる。パイオニアによる開発を前面に打ち出したアプリなので、パイオニアのカーナビが使いやすいと感じる人ならば問題なく使えるだろう。

 なお、ドコモと契約がなくても、ドコモIDを取得していれば利用可能だ。

Google、JARTIC、独自のプローブ情報と3つの渋滞情報を駆使できるアプリが「渋滞ナビ」。JARTICの渋滞情報をサッと表示させるだけでも有効だ

 このほか、アプリ独自でプローブ情報を蓄積して提供するアプリもある。「渋滞ナビ」(iOS版Android版)では、Googleマップの渋滞情報を地図に重ねあわせて表示でき、さらにJARTIC(日本道路交通情報センター)の渋滞情報の表示もできる。それに加えて、本アプリを利用したクルマの移動状態を蓄積し、独自の渋滞情報を表示できる。

 特にJARTICの渋滞情報はウェブサイトからでは直リンクができないが、アプリを使うとワンタップで表示でき、非常に便利だ。

次回は海外旅行編! 通信手段が大事!!

 次回は海外旅行編をお届けする。特に、海外でスマホを使うなら通信手段を確保する必要がある。そこで、通信サービスに関する便利なサービスをまとめてみる。

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