ここが変わったWindows 10 第30回
ブラウザはダブル搭載! アドビシステムズも開発協力
Windows 10、新ブラウザ「Spartan」を徹底チェック
2015年04月26日 12時00分更新
ウェブページに手書きできる
Spartanは「Web Note」という機能を搭載しており、ウェブページに手書きでメモを書きこめる。ブックマークや後で読むサービスに登録してもいいのだが、記事のどこに興味を持ったかメモしておくと、後で読み直すのにも手間がかからない。
ウェブページを開いた状態で、「Webノートの作成」ボタンを押すと「Web Note」モードになる。ペンやマーカーのアイコンを選ぶと、フリーハンドで書きこめる。カラーを変更したり、ペン先の太さやマーカーの形状を変更することも可能。消しゴムアイコンが用意されているものの、全消去しか選べない。消しゴム機能は必ず搭載して欲しいところだ。その他、付箋を貼ってテキスト入力したり、画面をトリミングしたりできる。
書きこんだら「リーディングリスト」を選んでお気に入りに保存できる。筆者の環境では「OneNote」や「Twitter」も選べるのだが、正常に動作しなかった。閲覧する場合は、お気に入りから登録したページを開く。手書きしたウェブページが表示されるが、画像データなのでリンクなどは利用できない。また、いろいろと試しているうちに、手書きした場所がずれて保存されることがあったり、お気に入りに登録した項目を開こうとするとエラーになることがあった。今後のブラッシュアップに期待したい。
初期設定のスタートページは「MSN Japan」
Web Noteモードでペン先を変更しているところ
Webページに手書きで書きこめる。保存ボタンでリーディングリストに登録する
お気に入りから登録した項目を開く
手書きした内容が表示される。表示されているのは画像データなので、リンクなどは向うになっている
何らかの理由により、なぜかウェブページを表示できないことがあった
(次ページ「読み取りビューモードで快適に閲覧できる」へ続く)
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