白とピンク、どっちを選ぶ?
3万円台と低価格だが満足のいく質感、LuvBook Cの限定色にほれる
自宅でもビジネスでも便利なインターフェース群
さて、モバイルノートでチェックしたいのがインターフェース。多すぎると本体が重くなるし、かといって少なすぎると必要な端子がなくて困るため、意外と重要なポイントだ。
「LuvBook C」の場合は、右側面にUSB 2.0端子×2、100BASE-TX、マルチカードリーダーを装備。左側面にはUSB 3.0y端子×1、ヘッドフォン出力、マイク入力、HDMI出力、D-sub 15ピンを備えている。
右利きの場合、当然右側にUSB端子があった方がマウスが接続しやすく、USBストレージなどは邪魔にならないよう左に配置したいところ。そういう点ではUSB 2.0端子が右側、高速なUSB 3.0端子は左側という配置はウレシイ仕様だ。
また、モバイル時は当然ノートPCのディスプレーで作業するとして、自宅では外部ディスプレーを使って作業効率を上げたいところ。その点、「LuvBook C」にはHDMI出力がついているので安心だ。映像出力としてはD-sub 15ピンも搭載しているので、ビジネス利用ではプロジェクターにつなぐときにも便利。さらに有線LANポートもあるので、出張先のホテルに無線LANがなくて困るといった事態も防げるなど、モバイルに必要最低限の装備はきっちり整っている。
文書作成やブラウジング用途には必要十分な性能
「LuvBook C」の性能をチェックしていく。Windows 8.1からはこれまで搭載されていた性能評価機能Windowsエクスペリエンスインデックス(WEI)が廃止されてしまったが、Windows 8.1内部に計測機能そのものは残っている。そこで、Windows 8.1の内部にある計測機能を呼び出し、WEIスコアを計測できるフリーソフトの「WIN SCORE SHARE」を使った。
結果は総合評価で4.1。項目別に見るとCPU内蔵グラフィックスを利用するためグラフィックス・ゲーム用グラフィックスの値は4.1だが、それ以外は5以上をマークしている。実際にOfficeソフトを用いた文書作成や、YouTubeなどの動画閲覧を行ってみたが、処理が重くて困る事は無く、軽快に作業できた。
なお、PC向けに3Dグラフィックスを多用したMMORPGやFPSゲームのプレイはさすがに厳しいが、「艦隊これくしょん」といったブラウザゲーム程度は快適に動作した。
大学生や新社会人、またはセカンドPCに最適の1台
「LuvBook C」は3万円台から手に入る価格設定ながら、文書作成はもちろん動画・音楽鑑賞や、手軽なブラウザゲームなどエンターテインメント用途もカバーできる性能を有している。そのうえ、一般的なコスパ重視PCのようにチープな外観ではなく、価格相応以上の質感やデザインの実現を試みている。
4月ということもあり、今年から一人暮らしを始めた大学生のレポート作成、新社会人のプライベート用PCとしては、「LuvBook C」は必要十分な活躍と満足感を得られるだろう。手頃なセカンドPCを探している人にもピッタリな1台ではないだろうか。
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