世界でも類を見ないマシンでラリー参戦
MINI CROSSOVER RALLY TEAM
3月19日にMINI 大田で参戦発表を行なったのは、MINI CROSSOVER RALLY TEAM。マシンは名前のとおり「BMW MINI John Cooper Works CROSSOVER」がベース。ドライバーはなんとグッドスマイルレーシングのメンバーとしてもおなじみの大橋逸夫氏だ。
BMWはサーキットでのレース活動が華々しいが（昨年はSUPER GTでミクZ4がチャンピオンになった）、MINIはラリーで大活躍しているのだ。1960年代にモンテカルロ・ラリーへ参戦し、同ラリーで3回も優勝しており、またラリーレイドのダカール・ラリーでもMINI CROSSOVER ALL4が参戦している。
大橋選手も最初はスーツ姿だったが、途中からドライビングスーツにお色直しして再登場
ビー・エム・ダブリュー MINI本部長 フランソワ・ロッカ氏も登壇した
ASCII.jp的には、同チームのメインスポンサーがレノボというのが興味深い。発表会で登壇したレノボ・ジャパン マーケティング責任者のクリストファー・ヌーフェルド氏になぜラリーチームをスポンサードしたのか、話を聞いてみた。
「レノボは様々なカテゴリーのモータースポーツをサポートしています。ラリーは過酷なことでも知られますが、タフネスさをウリにしているレノボのノートPCやタブレットのアピールに絶好の場です。ぜひチームが使っているPCなどをチェックしてみてください」
レノボ・ジャパン マーケティング責任者 クリストファー・ヌーフェルド氏
とのことだ。ラリーはグラベル（未舗装路）を走ったり、サービスパークは屋外だったりと、天候の影響を受けやすい。晴れていても砂ボコリが飛んでくることもある。そんなとき、堅牢で防水防塵に対応なのは、デジタルと切っても切り離せない関係のモータースポーツ参加者にはうれしい。
MINI CROSSOVER RALLY TEAMは全日本ラリーにフル参戦するとのことなので、応援しにいこう！
車両デザインはアンベールでお披露目された
エンジンルームや車内も公開。不要な装備はすべて取り除かれ、まさにスパルタンなマシンになっている
「ボク、大きいからシートに座れないよ～！」とオチャメなレノボ ジャパンのクリストファー氏
筆者も乗せてもらった。シートがかなりタイトで苦しく、ダイエットを決意した
