ソニーは9日、Bluetoothヘッドフォンのフラッグシップモデル「MDR-1ABT」を3月21日に発売すると発表した。予想実売価格は4万3000円前後。
同社のハイレゾ対応ヘッドフォン「MDR-1R」をベースとしたモデルで、40mmのドライバーユニットや人間工学に基づいた立体縫製イヤーパットなどは同じ。
ただし、新たに高音質コーデックの「LDAC」に対応。SBCの3倍のビットレート(最大990kbps)でのBluetoothオーディオ転送が可能となる。
なお、発売時点でLDACに対応する再生機は、同社の「ウォークマン NW-ZX2」のみとなる。
また、圧縮音源を補完する「DSEE」も搭載。失われがちの高音域と消え際の微細な音を再現し、広がりのある音になる。
このほか、右側のハウジング部にタッチセンサーを内蔵。指でタップすると曲の再生/停止、前後になぞると早送り/早戻し、上下になぞるとボリュームのアップ/ダウンといった操作が行なえる。
バッテリー駆動による連続再生時間は約30時間で、ケーブル接続も可能だ。