ソニーは23日、FM補完放送に対応するCD内蔵ラジオおよびシャワーラジオ、クロックラジオを発表した。FM補完放送は、AMラジオの難視聴地域などへの対策として、放送を補完的にFMラジオの周波数帯で送信するもの。すでに富山県、愛媛県、鹿児島県で一部開始している。
2月21日発売予定の「ZS-S40」(予想実売価格7500円前後)は、CD内蔵ラジオのベーシックモデル。2W×2のスピーカーを搭載し、音楽CDのほかCD-Rに記録したMP3やWMAの再生も可能。電源は単2電池×6本で駆動する。
2月21日発売の「ICF-S80」(予想実売価格6500円前後)は、IPX4相当の防沫(飛沫に対する保護)性能を備えるシャワーラジオ。ダイレクトプリセットボタンを5つ搭載し、壁の突起などに吊せるハンドルを装備する。電源は電池(単2×3本)のみで、ACの接続はできない。
2月28日発売の「ICF-C1」(予想実売価格4500円前後)は、四角いデザインが特徴的な時計付きラジオ。ブザーまたはラジオの音声による目覚まし機能を内蔵し、ズヌーズボタンも装備する。バッテリーは内蔵せず、AC駆動のみとなる。