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待ち合わせがウソのように楽になるiPhoneによる位置情報共有テク

2014年12月07日 17時00分更新

文● らいら(@lyrahm

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 誰かと待ち合わせるとき、電話でお互いの場所を確認しても、イマイチ伝わらないことがある。旅先ではぐれたときには、位置を知らせてもお互い土地勘がなくさまよってしまうことも。

 そんなとき、iPhoneユーザーなら、標準アプリの「友達を探す」を使うのが一般的だった。リアルタイムで位置情報を共有できるため、場所を移動してもお互いの位置がすぐに反映されるし、より正確に居場所が把握できて便利だ。

「友達を探す」アプリならリアルタイムで現在地がわかるため、待ち合わせ場所を変える場合も、そのつど連絡せずにすむ。一時共有機能があるので、「旅行の自由時間中だけ位置情報を公開しよう」といった使い方も可能だ

 しかし、相手にリクエストを送り、承認してもらう必要があるなど、設定に手間がかかる部分もある。もっと手軽に位置情報を送りたいときは、iOS 8で新たに追加された、「メッセージ」アプリの簡易的な共有機能を使おう。

 まず、位置情報を送りたい相手とのトークを開き、画面右上の「詳細」をタップ。「位置情報を共有」を選択し、「一時間」「明け方まで」「無期限」の中から共有期限を選ぶ。すると、自分の居場所が自動的にメッセージの相手に伝えられるようになる。

「位置情報の共有を停止」をタップすれば、共有期限にかかわらずいつでも共有を終了できる

 このテクを使えば、場所を移動してもリアルタイムで反映されるので、「ここで待ってるね」と一言伝えるだけでよい。

 また、「詳細」から「現在地を送信」を選べば、他のメッセージアプリのように、現在地にピンを立てて位置情報を送信することも可能だ。

現在地から相手がいる場所までの道順も見ることができる。「○○さんの現在地」をタップ→画面下の「経路」や「ここへの道順」を選択→マップアプリが立ち上がるので「出発」をタップ

 もし上の方法で、位置情報の共有がうまくいかない場合は、以下の設定を確認しよう。

・「設定」→「プライバシー」→「位置情報サービス」→「メッセージ」→「このAppの使用中のみ許可」をオン
・「設定」→「プライバシー」→「位置情報サービス」→「自分の位置情報を共有」→「位置情報の共有」をオン

 「今どこ?」と聞かれたときには、ぜひ今回のテクを使ってみよう。


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