Amazon.co.jpは、電子ペーパーディスプレーを搭載したKindleシリーズのハイエンド「Kindle Voyage」と、エントリーモデルの「Kindle」の2機種を発売。すでに注文受付を開始している。
価格はKindle Voyageは2万1480円、Kindleは6980円(ともにキャンペーン情報付き、VoyageはWi-Fi版)。サイト上での発売予定日は11月4日と10月2日。なお、Kindle Paperwhiteも継続される。
300ppiという高解像度の
新世代Paperwhiteを搭載する
まず、Kindle Voyageは6型の画面サイズはKindle Paperwhiteと同じだが、300ppiの新世代のPaperwhiteディスプレーを搭載。これまでのKindleの中でも解像度、コントラスト、明るさで最高レベルであるとする。フロントライトは39%明るくなったことに加え、周囲に合わせて明るさを調整。電子読書を読み進めると、ユーザーの目の慣れに合わせて徐々に暗くすることで負担を減らすとする。
また、端末の両端に圧力センサーを埋め込んでおり、指の位置はそのままで軽く端末に圧力を加えるだけで、ページめくりが可能。その強さについてはユーザーがカスタマイズできる。
Kindle Paperwhiteと同様に無料の3G回線を内蔵。3G版は2万6680円。今回新たに海外のAmazonではすでに実装されていた、Kindle向けのキャンペーン情報を配信するサービスが開始された。なお、キャンペーン情報無しモデルを選ぶと、それぞれ2000円プラスとなる。
本体サイズは117×162×7.6mm、重量は180gと、Kindle Paperwhiteの117×169×9.1mm/215gに対して、薄型軽量化されている。
無印のKindleはAmazonプライム会員だと3980円
無印のKindleも6型の画面サイズは上位2モデルと同じ(画面解像度はVoyageの300ppi、Paperwhiteの212ppiに対し、167ppi)。フロントライトを非内蔵以外は、ほぼ同等の機能ながら、6980円と価格が抑えられている。さらにAmazonプライム会員向けには3000円オフのクーポンが用意されており、3980円で入手可能。
本体サイズは119×169×10.1mm、重量は191g。