フォーティネットジャパンは7月29日、Amazon Web Services(AWS)クラウドで利用可能なWebアプリケーションファイアウォール(WAF)仮想アプライアンス「FortiWeb-VM」において、新たにオンデマンド、Pay-as-you-go型(利用時払い)サービスを追加した。時間単位、年間単位でのサブスクリプション購入が可能。
FortiWeb-VMは、Webアプリケーションに対するXSS(クロスサイトスクリプティング)やSQLインジェクション、バッファオーバーフロー、DoSなどの攻撃を検出、ブロックする仮想アプライアンス製品。
これまでAWS向けFortiWeb-VMは、BYOL(Bring-Your-Own-License)形式で提供されてきた。今回、「AWS Marketplace」から時間単位、年間単位のライセンス購入も可能になり、予測可能なコストモデルを提供しつつ、Webアプリケーションにおける緊急のセキュリティニーズにも対応しやすくなった。
なお、フォーティネットではFortiWeb-VMのほかに、UTM/次世代ファイアウォールの「FortiGate-VM」や、管理製品の「FortiManager-VM」「FortiAnalyzer-VM」を、AWS Marketplaceを通じて提供している。現状では、これらの製品はいずれもBYOL型で提供されている。