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PhotoshopやIllustratorユーザーからも移行が便利なカスタマイズUI採用

統合型グラフィックソフト「CorelDRAW Graphics Suite X7」発表

2014年05月09日 21時08分更新

文● 行正和義

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「CorelDRAW Graphics Suite X7」

 イーフロンティアは、統合型グラフィックソフト「CorelDRAW」の最新版「CorelDRAW Graphics Suite X7」を5月23日に発売する。

 CorelDRAW Graphics Suiteは、ベクターグラフィックとラスター(ビットマップ)グラフィックの作成や編集などを統合化したグラフィックソフト。グラフィック作成、レイアウト、写真編集、ウェブサイトのデザインなど広範囲な機能を持つのが特長。

通常版(DVD)パッケージ

 最新版となるX7ではワークエリアやユーザーインターフェースを刷新、従来のCorelDRAWに慣れている人だけでなく初めて使う人や、Adobe IllustratorやAdobe Photoshopを使っていた人にも最適なメニューやツール配置を用意し、自分のスタイルに合わせたカスタマイズも可能となっている。

 各種機能も強化され、グラデーション塗りつぶし/ビットマップパターン塗りつぶし/ベクトルパターン塗りつぶしや透明度設定、フォントプレビューの搭載などが行われた。ビットマップの加工・編集機能では感圧液体ツール(塗り付け/引き付け/反発/旋回)やカメラ効果(ボケぼかし/カラー化/セピア調/タイム マシン)が追加されて写真加工の幅も広がっている。

中心となるアプリはベクトルグラフィックを作成するCorelDRAW

 このほか、マルチディスプレイのサポート、QRコード生成機能、さらに強化されたチュートリアル機能、ロイヤリティフリー素材の追加など、ベクター/ラスターともにさまざまな部分が機能強化されている。

ビットマップデータの作成や編集はCorel PhotoPaintと呼ばれるアプリが担い、CorelDRAWと連携して編集できる

 対応OSはWindows 8/8.1(32bit/64bit)またはWindows 7(32bit/64bit)。価格は通常版(DVDパッケージ版)で5万4800円、ダウンロード版で4万6580円のほか、特別優待版、アップグレード版、アカデミック版などが用意される。

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