WiFiスポットを提供しつつ家庭で音楽配信するジュークボックスとして楽しめる
fon、kickstarterで音楽配信機能付きWiFiルータの資金募集中
2014年04月16日 17時31分更新
世界最大級のWiFiコミュニティーfonは、クラウドファンディングkickstarterで音楽配信機能付きのWiFiルータ「Gramofon」製品化資金を募集中だ。
Gramofonは四角いWiFiルータで、従来からのfonルータと同様に有線LANに繋げておけば会員が利用できるWiFiスポットとなるうえ、スピーカーなどを繋げておくことでストリーミング配信される音楽を聞くことができるのが大きな特徴。 直接ネットに接続して配信される音楽を流すため、Bluetooth接続のワイヤレススピーカーと違ってスマホやタブレットが離れても音楽が途切れない。
対応OSはiOSまたはAndroid。同じGramofonに接続するユーザーであれば音楽再生リストを共有・編集することも可能なので、家族で使う自宅BGMプレーヤーとしても利用できる。音楽配信サービスはSpotify(スポティファイ)が予定されており、30日間の無料試用が付属する。また、サービスが軌道に乗れば他の音楽配信サービスとも連携する予定。
本来、fonは会員IDを登録して利用するが、Gramofonはfacebookのアカウントでも利用できるとしている。1ユニットを入手するための最低資金参加は30ドル。1000ドルどの資金提供でマドリードもしくはニューヨーク、ロンドン、サンフランシスコの高級パーティでfonのCEOと会える権利などが提供される。
日本ではSpotifyがサービスされていないこともあって日本からの参加は受け付けていないが、開始から数日ですでに目標金額25万ドルのうち5万ドルを超え、順調にサポーターが増えているようだ。