東京では、例年より遅いとはいえ初氷を記録するほどの冷え込みとなった12月29日に年末恒例の「コミックマーケット85」が東京ビッグサイトで始まった。29日から3日間で55万人以上が参加する世界最大級の同人即売会。初日となった29日の参加は18万人となっていた。
開催直前に黒子のバスケ脅迫事件の容疑者が逮捕されたことも影響してか、「黒子のバスケ」や「進撃の巨人」など女性にも人気の作品がジャンルの中心となっていた初日は、例年以上の人混みとなっていたように感じられ、東と西との接続通路など、各所で移動の大渋滞が発生している場面に遭遇した。
コスプレエリア、噴水広場は大混乱?
さて、ここからがコスプレレポートなのだが、今年のコスプレエリアの様子は、ルールが大幅に変更された前々回、前回とくらべても尋常ではない混雑かつカオスな状況となっていた。
前回から、コミケスタッフがコスプレイヤーさんを撮影する囲みが大きくなってもカウントを取るといった行為(混雑緩和とコスプレイヤーに対する負担軽減のため、一旦撮影を止めること)を行なわなくなった。今回は更に不干渉の対応となっており、筆者の取材中に、肩がぶつかったやカメラがぶつかったということで、つかみ合いや口論が始まる場面に遭遇した。
撮影で参加するという人は、手持ちのレンズの中でも出来るだけ広角なレンズを持って行くことをおすすめしたい。また、コスプレイヤーさんは、辛いと思ったらすぐにカウントを自主的に取れる体制を整えておく必要があるだろうと感じた。それでは、1日目のコスプレ広場の様子をコスプレイヤーさんたちをご覧頂きたい。
「Fate/kaleid liner プリズマイリヤ」より
美遊(地獄遊戯さん)
「艦隊これくしょん」より
イ8(穴子さん)/イ19(鈴音さくらさん)
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