画面は5.2型になっても 本体サイズはほぼそのまま
AQUOS PHONEシリーズのフラッグシップモデル「AQUOS PHONE Xx 302SH」(シャープ製)。5.2型のS-CGSilicon液晶ディスプレーはフルHD(1080×1920ドット)に対応し、ディスプレーサイズが大きくなりながらも、端末サイズは夏モデルの「AQUOS PHONE Xx 206SH」よりスマートになった。
- 206SH(夏モデル):5型 S-CGSilicon:約71×140×9.9mm/159g
- 302SH(冬モデル):5.2型 S-CGSilicon:約70×132×9.9mm/147g
これは3面狭額縁デザインにより実現したもので、端末前面におけるディスプレー占有率はなんと80.5%! 前面の大半がディスプレーなのだ。CPUは2.2GHz動作のクアッドコア(Snapdragon 800)にパワーアップ。メモリーは2GB、内蔵ストレージは32GBに加えて、外部ストレージとして最大64GBのmicroSDXCカードに対応する。バッテリーは2600mAh(取り外し不可)。
リアカメラ1630万画素(フロントカメラは120万画素)、F値1.9のレンズで暗い場所にも強い。シャープ独自の画像処理チップを搭載しており、色彩、彩度、明度まで色調整をすることが可能になった。
また、カメラを利用したリアルタイム翻訳機能が新たに加わった。「翻訳ファインダー」と呼ばれるこの機能は、カメラで英語が書かれているものにかざすと(看板など)、自動的に翻訳して表示してくれる。写真に撮って残しておくこともできる。気になった単語をブラウザーや百科事典で調べることもできる。海外に行ったときに心強い味方になりそうだ。
従来モデルと同様にフルセグチューナーも搭載しており、充電しながら見るための卓上ホルダーも同梱される。これは4色のカラバリ(ラピスブルー、ホワイト、ブラック、ピンク)に合わせた色になっており、どの色でも違和感なく使える。
「AQUOS PHONE Xx 302SH」の主なスペック | |
---|---|
メーカー | シャープ |
ディスプレー | 5.2型S-CGSilicon液晶 |
画面解像度 | 1080×1920ドット |
サイズ | 約70×132×9.9mm(暫定値) |
重量 | 147g(暫定値) |
CPU | Snapdragon 800 2.2GHz(クアッドコア) |
内蔵メモリー(RAM) | 2GB |
内蔵ストレージ(ROM) | 32GB |
外部メモリー | microSDXC(最大64GB) |
OS | Android 4.2 |
4G対応 | 下り最大110Mbps (AXGP/FD-LTE) |
無線LAN | IEEE802.11a/b/g/n/ac (2.4/5GHz対応) |
カメラ画素数 | リア:約1630万画素CMOS/イン:約120万画素CMOS |
バッテリー容量 | 2600mAh(交換不可) |
FeliCa | ○(+NFC) |
ワンセグ | ○(+フルセグ) |
赤外線 | ○ |
防水/防塵 | ○/ |
連続待受時間 (3G/LTE) |
未定 |
連続通話時間(3G) | 未定 |
カラバリ | ラピスブルー、ホワイト、ブラック、ピンク |
発売時期 | 12月上旬以降 |
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