ソニーが「IFA2013」にて発表した、交換レンズのような形のスマホ向けデジタルカメラ「サイバーショット DSC-QX100」と「DSC-QX10」(詳しくはこちら)。今日12日に、その国内販売が決定し、発売日が発表された。
ともに10月25日発売予定で、予想実売価格はQX100が5万5000円前後、QX10が2万5000円前後となっている。
“祝国内販売決定!”ということで、インターナショナルモデルの試用機を細かくチェックしていく。なお、一部の動作など製品版とは異なる可能性もある。
デジカメというより
“スマホに付けるレンズ”
DSC-QX100/QX10はともにモニターがなく、スマートフォンとの連携が前提のデジカメだ。これをデジカメと呼んでいいのか疑問もあるが、一応メディアスロットを有していて単体で撮影が可能ではある。
単体撮影の場合、モニターを備えていないので画角や撮影後の確認はできない。また、本体で操作可能なのは電源のオン/オフとズーム操作、シャッター操作の3つなので、記録解像度やホワイトバランスなどの設定はできず、その辺はすべてスマホで行なうことになる。
以前から“スマホに付けるレンズ”というような表現がされていたが、まさにそのとおり。スマホで高画質な写真を撮ることのできるアイテムだ。
なお、スマホはAndroidだけでなくiPhoneにも対応している。
NFC対応のAndroidスマホとの接続は超簡単!
スマホとの連携はWi-Fiを使用し、ダイレクトモードで接続する。
NFC対応のスマホなら接続はとても簡単で、カメラとスマホを近づけるだけでカメラの電源に自動的に入り、アプリが起動する。専用アプリの「PlayMemories Mobile」が必要で、スマホにアプリが入っていない場合には「Google Play」につながり、PlayMemories Mobileのページが開く。そのままダウンロードして起動すればいい。