米アマゾンは、iPhoneやiPad、iPad mini、iPod touchでKindle電子書籍を読むことができるようにするiOS版「Kindle」アプリに新機能を追加。App Storeで無料ダウンロードができる。
同アプリでは新たなアクセシビリティ機能として、視覚障害者でも内容を聞いて把握できる電子書籍の音声読み上げ機能を搭載。iOS機器の「VoiceOver」を有効にすることで利用が可能で、同機能に対応するタイトル数は180万に及ぶ。
また、メモやブックマーク、ハイライトの追加や削除が可能。辞書やウィキペディアで単語の意味を調べることもできる。「移動」機能では「移動前...」が改善され、無料サンプルをダウンロードできるほか、「おすすめ書籍」のリマインダーをEメールですることが可能となった。フェイスブックやツイッターへの投稿にも対応する。
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『Amazon』翌日配達を発想する「利益無視」経営
「Amazonは今や単なる「便利なオンライン書店」ではない。1995年に創業したベンチャー企業は小売業の枠を超え、物流サービス、クラウドサービスも提供する売上高5兆円以上の巨大企業ら成長。「価格破壊」を武器にオンラインからオフラインまで業界を問わず成長しつつある。アマゾンはなぜ急成長できたのか? 迎え撃つ日本企業の動向にも迫った。