エレクトロニック・アーツからシムシティシリーズの第6作目である最新作「シムシティ(2013)」が3月7日に発売された。5作目である「シムシティ ソサエティーズ」から6年ぶり、初代シムシティをリリースしたマクシス開発としては実に10年ぶりの新作となる。
シムシティ(2013)はシリーズ初のオンラインゲーム
本作からは、セーブデータをPC上に保存するのではなく、サーバー上に保存されるようになるとともに、最大で16人までのマルチプレイに対応したことだ。また、発電所と区画とつなぐ電線や水道管などの敷設は必要なくなり、道路を敷くだけでそれらすべてがまかなえるようになっている。地震大国の日本では電柱を埋め込むことは難しいが、海外の先進国では電柱を地中に埋め込むのが一般的。未来都市を作成できるシムシティとしては順当な進化と言えるだろう。
そのほか、シリーズ初となる完全3Dでの描写に対応した。マップをズームすれば個々のシム(ゲーム内の住民)の行動を追跡できたり、建物がニョキニョキ生える様子を観察することだって可能だ。今回は、進化を遂げたシムシティを簡単ながらご紹介していこう。
シムシティ(2013)に要求されるPCのスペックは2GB以上のCore 2 Duo搭載CPU、NVIDIA 7800以上のビデオカード、12GB以上のHDD、対応OSはWindows 8/7/Vista/XP。現時点ではWindowsのみだが、6月11日にはMac版の発売が予定されている。価格は通常版が6800円、ヨーロッパの都市セットが同梱された「デジタル デラックス版」は7800円になる。
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オンライン必須でもマルチプレイ必須ではない
今回のシムシティがオンラインプレイ必須になり、今までのシリーズをプレイしていたユーザーには少し抵抗感を感じた人もいるだろう。確かにセーブデータはサーバー上に保存されるようになったのでオンラインプレイは必須だが、ルームをプライベート設定にすれば今まで通りシングルプレイも楽しめる。