コルグは4月10日、単三電池駆動で、マイクや音楽プレーヤーを直接接続できる外部入力端子装備のミュージック・ワークステーション「KROSS」シリーズを発表した。鍵盤が61の「KROSS-61」の価格は7万5000円、88鍵モデルの「KROSS-88」は12万5000円だ。
KROSSはACアダプターでの駆動に加え、単三のアルカリ乾電池6本で駆動させられる。さらにKROSS-61は重量が4.3Kgと軽量ボディーを実現しているという。
PCMメモリーも112Mbyteと、同社が販売しているシンセサイザー「X50」や「PS60」に比べ2培の容量を持っている。ロックやジャズ、アコーディオンなどの定番の音色はもちろん、ダンス・ミュージックやエレクトロニカもフォローしている。
また、「サウンドセレクター」という専用のダイヤルを装備。音色の種類を選択する「カテゴリー・ダイヤル」、選択した音色からさらに好みの音にチューニングする「セレクト・ダイヤル」で探したい音をすぐに見つけられるようにしたという。
さらに、マイクを直接入力できるマイク端子が装備され、ライブ演奏ができる仕様になっている。内蔵のステレオ・オーディオ・レコーダーで音声録音も可能だ。
そのほかに、気に入った音色や、自分が作った音色を登録し、ワンタッチで音色を呼び出す「フェイバリット機能」、PCに接続するUSB端子も付いている。本体のカラーは赤と黒のツートンで、発売は5月下旬の予定だ。