今出しょう子──この名前を聞いてピンときたあなたは、何ともいえない微妙な感覚に心を奪われているかもしれない。触れていいのか悪いのか……。
いや正直な話、この記事を執筆するかどうかには悩んだ。われわれASCII.jpは割とお上品な媒体であり、他媒体のことについて触れることはあまりない。どちらかというとヌルッとした視線を向けて、口ごもるほうを好むシャイな性格の編集者が揃っているからだ。
いまネットのごく一部で何となく盛り上がっている
とはいえ、何となくこれって触れずにはおけない妙な感覚になる。
どうやって表現していいか分からない、ジワジワくる感覚。マイクロソフトのキャンペーンでは過去にも窓辺ななみやクラウディアといったキャラクターが登場してきたが、それとは一線を画したオーラは、ちょっと筆舌尽くしがたいシュールな雰囲気。
今出しょう子……その妙にハッキリとした視線がジワジワくるよ。
水色のバックに、やっつけたかのようにとぼけた「今」の文字。薄い金髪の髪には、使い始めたばかりのマウスでグリグリと書いたような荒削りなシャドー。キャラクターの周囲に広がる白いモヤモヤ。さりげない中に、確固たる自己主張も感じられる不揃いな「今出しょう子」のクレジット。そして、簡単なようでやろうと思うとかなり強引な姿勢をとらざるを得ない手のポーズが、見るものを不思議な感覚へと誘う。
究極はスリッドからじっと覗き込むようにこちらを見据える二つの目だ。ここでも「今出」の自己主張だけは欠かさない。
というわけで、言っておこう。いつ作るの? 今でしょ!
あっと驚く、キャンペーン!!
さて、ビジュアルに「あっと飲まれる」このサイトは、@ITが主催で展開しているキャンペーンサイトだったりする。実は結構お得感のあるもので、本来なら年会費4900円払って個人開発者登録しないといけない“Windowsストア”にいま入って、このキャンペーンに申し込むと、もれなく5000円ぶんの「Amazonギフト券」が手に入る。期間は2013年3月31日までで、先着500名様限定。
つまり年間4900円かかる登録費用が実質無料となり、1年間Windows ストアアプリが作り放題になるというわけ。
ゲットしたギフト券で参考書籍を買うのも、自分のパソコンをちょっと強化するのに使うのも自由。開発者登録のプロセスは、Microsoftアカウント(Windows Live ID)を持っていれば簡単。登録してあるメールアドレスに送ったセキュリティーコードを入力し、画面に沿って必要な情報を埋めていくだけだ(方法は下の囲みを参照)。
登録が済んだらWindowsストアのダッシュボードを開き、開発者アカウントと有効期限を確認する。次に@ITのキャンペーン応募ページで必要事項を入力すれば、応募は完了だ。メールが届いて、後日Amazonギフト券が提供される仕組みとなる。
キャンペーンに応募して、Amazonギフト券をゲットする
マイクロソフトのサイトで開発者登録が済んだら、忘れずに@ITの「キャンペーン応募フォーム」でキャンペーンに応募しよう。この際、Windows ストアのダッシュボードで確認できるMicrosoft開発者アカウントの情報(発行者IDとアカウント有効期限)を入力する必要があるので、事前に調べてメモしておくといい。
ダッシュボードで、開発者としてのアカウント情報を確認!
なお、@ITでは今回のキャンペーンに併設して“エイっと作ろう! Windows ストアアプリ選手権”というコンテストも実施しているとのこと。5月8日までに新しくWindowsストアに公開されたアプリが対象。作るアプリの数で競う!「エイっと作ったで賞」(1位賞金30万円)のように力技勝負の賞や「wwwwwwww(ワラワラ)賞」(賞金10万円)など、一発ネタ勝負のものなどもあって面白い。
ちなみにこっちはエイが泳いでいるが、その直球感もまたゆるくてシュールである。詳細は選手権事務局のメールアドレス(winapp@sml.itmedia.co.jp)まで。
- 【コンテスト名】:エイっと作ろう! Windowsストア アプリ選手権
- 【URL】:http://aka.ms/8contest
- 【応募期間】:コンテスト名
- 【審査期間】:5月末まで(予定)
- 【授賞式】:6月中旬予定 ※入賞者には追ってご連絡いたします
- 【賞金総額】:110万円
エイっと作れるのかどうかは別として、作ったアプリは人に使ってもらいたいもの。気長にじっくり作ってもいいが、明日できることは今日しないというあなたも、締め切りが合ったほうがモチベーションも上がるもの。ちなみに、エイっと行かなかった人にもMSのサポートは充実してるので安心だ。例えばこんな情報サイト。
Windows 8のストアアプリ開発をステップにあわせた情報提供しているサイト:
「Windows ストアへの道」
また、Windows ストアアプリを作るための取っ掛かりだけでもほしいという人には、「アプリソムリエ」が登場するセミナーも実施中。無料だし、アプリソムリエ見てホクホクしたい方にも最適なイベントだ。
過去のイベントレポート
というわけで、君もWindows ストアアプリを作ってみようぜ!
(提供:日本マイクロソフト)