iPhoneからワイヤレスでデジタル一眼カメラのシャッター操作ができるアダプター「SmartTrigger」がCerevoから発売。オリオスペックにて店頭販売が始まっている。
iPhoneからシャッタータイミングを操作できるワイヤレスアダプターが販売中だ。カメラのレリーズ端子と有線接続し、iPhoneとはBluetooth経由で通信する仕組み。メーカーはユニークなデジタルガジェットを手がけるCerevoで、同社は以前にも巻尺を内蔵したiPhoneケースをリリースしたことでも知られている。
シャッター操作には専用アプリ「SmartTrigger App」(無料)を使用する。アプリを起動して画面をタッチするだけでシャッターが切れるというものだが、面白いのは用意された多彩な撮影オプションだ。
単に遠隔シャッターを切れる「リモート撮影」のほか、「ジャンプ撮影」「タイマー撮影」「タイムラプス」(指定間隔の連続撮影)の4モードを搭載する。中でもユニークなのはジャンプ撮影モード。iPhone内蔵の加速度センサーを利用した機能で、iPhoneと一緒にジャンプするとそのタイミングでシャッターを切ってくれる。アプリではジャンプ中のどのタイミングで撮影するかなど細かい設定も可能だ。とはいえ、当然ながらカメラ側での撮影設定も必要で「ジャンプ撮影モードで上手く撮影するには、オートフォーカスを使わないなど、ある程度の工夫が必要」(オリオスペック)とのこと。
接続インターフェイスはBluetooth 4.0で、対応機種はiPhone 5/4S、第4世代/第3世代iPad、iPad mini、第5世代iPod touch。対応OSはiOS 6.1以降。単4電池1本で駆動し、連続動作(エネループ使用時)は有線ケーブル使用時にシャッター約3万回分とかなりの長寿命を誇る。
なお、カメラ接続用ケーブルは別売りで、メーカーからはキヤノン、ニコン、ソニー、パナソニック、オリンパス、ペンタックス製カメラ対応のケーブルがリリースされている。店頭販売を行なっているオリオスペックでは、「キヤノンE3タイプ、ペンタックス用ケーブル」と「パナソニック用ケーブル」を取り扱っている。
SmartTrigger本体の価格は7480円で、ケーブルの価格は1000円だ。