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1万円弱はお買い得!? Wi-Fi対応の小型カメラ

2012年06月30日 11時30分更新

文● 絵踏 一

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 スマートフォンやPCからWi-Fi接続してプレビューや静止画撮影ができる小型カメラ「WiFi Camera」のサンプルがイケショップに入荷している。週末から販売が開始される予定で、予価は1万1800円。

手のひらサイズのコンパクトな「WiFi Camera」。その名の通り、Wi-Fi経由でスマートフォンやPCからアクセスできるカメラユニットだ

スタンド部分はクリップ状に変形できるため、ウェブカメラのようにモニターの上などに固定できる。多少暗くなってもLEDライトがあるので大丈夫

 WiFi Cameraは、スマートフォンやタブレット、ノートPCなどWi-Fi対応機器から手軽にアクセスできるカメラユニット。カメラ本体がサーバー機能をもっているため、アプリやソフトウェアのインストールは一切不要。Wi-Fiの設定画面からWiFi Cameraを選択し、表示されているIPアドレスをブラウザーのアドレスバーに入力するだけでカメラの映像を手元の端末でチェックできるという寸法だ。最大通信距離は約50mで、範囲内であれば複数の端末から同時にアクセスすることもできる。

Wi-Fiメニューから選択するだけの簡単接続。ブラウザーのアドレスバーにWiFi CameraのIPアドレスを入力すればカメラの映像が端末側に転送される

ブラウザー上からさまざまな設定や静止画撮影が可能。複数の機器から同時にアクセスできるため、家族や仲間と同じ映像を楽しんだり、複数の目で監視したりと使い方はいろいろ

 カメラ本体には電源ボタンとLEDライトのON/OFFボタンがあるのみで、基本的な操作はブラウザー上で実行する。解像度やリフレッシュレートの変更など各種設定のほか、表示映像の反転やLEDライトの点灯、静止画の撮影も画面上で操作できる。もちろんログインパスワードの設定も可能なため、映像を共有する相手を限定したい場合も問題なし。

 そのほか映像に変化があった際に警告音で知らせてくれるアラーム機能も搭載するため、セキュリティユースでも十分に活躍してくれそうだ。

本体の操作ボタンは電源ボタンとLEDのON/OFFボタンのみ。ちなみにフレームからはみ出しているワイヤーのようなものはアンテナだ

 本体サイズは実測値で幅45×奥行き60×高さ85mm。対応する無線LAN規格はIEEE 802.11b/gで、暗号化技術はWEP。解像度は640×480ドットと320×240ドットから選択可能で、フレームレートはPCからのアクセス時に30fps、スマートフォンなどモバイルデバイスからのアクセス時には15fpsとなる。内蔵バッテリーで3時間の連続稼働が可能なほか、USBケーブルで給電しながらの動作にも対応する。

【取材協力】

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